月刊「群雛」に「ウェブ時代の書き手に必要な3つの『逆転』」を寄稿しました!
月刊「群雛」の6月号で「ウェブ時代の書き手に必要な3つの『逆転』」という題名で寄稿をしています。
「群雛」は鷹野凌さん率いる日本独立作家同盟というインディーズ作家たちの集まりが毎月刊行している月刊誌で、制作はすべてウェブ上、電子書籍オンリーという異色の雑誌です。
というわけで寄稿した文章も、ちょっと変わり種のネタを投入しています。ブロガーやライターのように、文章を書いてウェブに発表している人、でもまだ読者を探している人にとって背中を押すような内容になっています。
「3つの逆転?」なんだそれは? と思われたかた、気になりますよね?(笑)### 3つの逆転と、群雛のマルチプラットフォーム戦略
ここでいう3つは、「フォロワーが多い有名人でないとセルフパブリッシングはうまくいかない」といった考え方や、無料のブログ記事で読者を集めて最も価値のあるものは有料で提供するという戦略など、一見正しそうに見えるのだけれども、実は逆転させてもうまくいくほうほうがあるという話です。
スケールメリットを使うことが良い場合もあれば、その逆をいっても大丈夫というのがウェブにおけるコンテンツ作成の面白い点で、これは現代の知的生産の技術といってもよいものなのです。
ところで「群雛」は鷹野さんが声をかけたインディーズ作家たちの自発的な行動で生まれているというのもすごいですが、Kindle、kobo、iBookstoreなど、かなりの数の電子書籍販売元に対応しているのもすごいです。
BCCKSで無料のお試し部分もありますし、お好きなところから購入して読んでいただくこともできます。
頭ではこうしたアイデアをもっていても、なかなか実践に移すのは大変ですので、ぜひこうした取り組みを実践されているひとを応援していただければ嬉しいです。
月刊群雛 (GunSu) 2014年 06月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~posted with amazlet at 14.06.06日本独立作家同盟 (2014-05-27)
売り上げランキング: 16,126
Amazon.co.jpで詳細を見る