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Evernote にメールする際にうれしい、ノートブックとタグの追加機能

Wednesday, 17 March 2010 · evernote

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実は Evernote で一番手軽なノートの追加方法は電子メールという話もあります。

Evernote の設定欄にいくと表示されている「ユーザー名.12345@m.evernote.com」といったアドレスにメールを送るだけでノートが追加されるという機能ですね。

たとえば iPhone でノートを作る際にも、アプリで写真を送るよりはメールで件名・本文をつけて送信した方が手早くノートを作ることができますし情報を盛り込むことができます。

これまではこの方法だとノートはデフォルトのノートブックに格納されるだけで、タグなども追加されませんでしたのであとで整理する必要がありましたが、今日追加された新機能でメール送信時に件名をいじくることでノートが送信されるノートブックとタグ情報を操作できるようになりました。

たとえば「ブログネタ」というノートブックに送る場合は、次のように件名に「@」をつけた形でノートブック名を指定します。

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また、タグを付けたい場合は、次のように件名に「#」をいれて送信します。

ev2.gif

すると、この両方の部分にマッチしたノートブックとタグをつけて新しいノートを作成してくれます。日本語も大丈夫なようですが、必ずノートの題名部分を先に書いてから @ と # を続けるようにした方がエラーがない模様です。

また、いくつか試してみたところ現在「ノートブック」はマッチしても「タグ」がマッチされない、あるいは逆といったケースもみられるようです。

制限としては、この機能は新しいノートブック・タグを作成することには利用できないという点があります。マッチしない場合、件名に @ と # 部分がそのまま残るようになります。

着実に進歩していますね。この機能につきましては次の Evernote ハンドブックのアップデートにも盛り込む予定です。

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平野さん、プレゼンに強くなる「声」のだしかたを教えてください! (+合同イベント告知!)

Wednesday, 17 March 2010 · Language, SiteInfo

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実は私は「声」に弱点をもっています。

昔は授業でふたコマ連続でしゃべることもありましたし、いまでもイベントなどで話したりする機会が多いのですが、2時間も声を出した日は喉が痛くてしょうがなくなり、悪くするとそのまま熱を出して寝込んでしまいます。

声の質にも悩むことがよくあります。たとえばプレゼンの結果を動画などでみると、妙にくぐもった声になっていたり、逆にマイクにノイズをたくさん吹き込んでいてがっくりということもあります。

実は先日、「できる100ワザ ツイッター
」のうちあげで、声優・ナレーターなどで著名な平野文@hiranofumi)さんにお会いするという貴重な機会がありましたので、そんな悩みを聞いてもらいました! ずばり、プレゼンに自信をもつ声の出し方ってあるんですか?

なにをおいても「ゆっくり話すこと」

平野さんの答えは「なによりも、ゆっくりと話すことですね」でした。

声の質そのものは複式呼吸による発声法を学んだり、声帯の筋肉を鍛えるなど、ながい時間がかかるのだそうですが、即席でできることがあるとしたら、まずはゆっくりと話すことなのだそうです。

たとえばプロのナレーターはペースを決めるための「間」を自在に操ることができて、平野さんもテレビ番組「平成教育委員会」のナレーションをあらかじめ吹き込む際に、その場にいないゲストが「へえー」「おおー」と合いの手をいれるタイミングと間を予想して吹き込んでいるのだそうです。逆にいえば、それができなくてはプロではないわけです。

ふだん会議などでおこなうプレゼンでは、聴衆はいちいち「へえー」などと口にしてはくれませんが、黙ったままの聴衆の頭のなかにも、そうした「間」の時間はあります。平野さんがおっしゃるには、「声から声につないで、間をつぶしてしまうと、聞いてる側も受け取れなくなる」のだそうです。

同席していたみたいもん!のいしたにまさきさんも、「ゆっくり話すと、自分の声が聞こえるんですよ」とおっしゃってました。「自分の声が聞こえてくると、自分がどういうふうにそこに立っているか自分で見えてくるんです」なるほど、なるほど。たしかに「自分の声が聞こえてくる瞬間」は経験したことがあります。

ゆっくりとなかなか話せない人は、途中に「黙っていても伝わるスライド」を用意したり、あえて説明する必要のないスライドを用意して時間調整をするのがよいのだそうです。また、声がくぐもってしまったり変質するのは、マイクと本人の声との相性があるので、素人でもマイクチェックを行って、その日の設備に最適なマイクと口の距離、持ち方、声の出し方を研究するのがよいのだそうです。そうか…相性があるんだ…。

それでもスピーチに間をいれるのが怖い人にむけて平野さんからアドバイス。「話し手が気にするほどには、聴衆は『間』の長さを気にしていないんですよ。話し手の3秒はとても長く思えますが、聞いてる側には一瞬なんです」

声の不在という「声」

声のことをうかがったら、「間」、つまり声の不在の時間について答えが返ってくるのは意外といえば意外だったのですが、ひるがえってそれが自分の「声」を作ってくれるというのがなかなか深いなあ、と思いました。

それはプレゼンをしている間「自分」を忘れないということでもあります。「間」をつくりだすことで、自分の話を忘れない、自分のペースを忘れない、自分の表情を忘れない。つまりは自分がなぜそこにいるかを忘れない。こうしたことを全て含んだ意味での「ゆっくり」なんだなという具合に納得できたのでした。

新幹線で旅をしていると、風景は窓のなかで置き去りにされてゆくように流れ去っていくので、通過はしていてもその「場所」にいた気がしないものです。プレゼンでも同じように、ちょっとでもペースを乱して速くなると本来の自分の「声」が置き去りになってしまうのでしょうね。

「声の魔力」&「できる100ワザ ツイッター」出版記念合同イベントだっちゃ!

打ち上げもかねて相談をしていたのがこれ! なんと平野文さんの新刊「声の魔力 幸せになれる声レッスン
」と「できる100ワザ ツイッター
」の合同イベントです。

日時:2010年3月18日、13時スタート
登壇:平野文、コグレマサト、いしたにまさき、堀正岳(バーチャル)

わたしも新刊「声の魔力」をいただいたのですが、「声の出し方」「声が人生を変える」というテーマの女性向けの書籍で、いままで触れたことのない情報がたくさんあって帰り道に一気読みしてしまいました。

イベントの内容は UStream される予定ですので、のちほどツイッターなどで告知する予定です。私は残念ながら別件の用事がありますので会場にはいないのですが、ちょっとイレギュラーな形で参加させていただく予定です! どういうことって? キーワードは「声」ですよ!

p.s.

こちらでもイベントの詳細を紹介していますのでどうぞ!

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「できる100ワザ ツイッター」(インプレスジャパン)発売中!

Friday, 12 March 2010 · twitter

みたいもん!のいしたにまさきさん、ネタフルのコグレマサトさんとの共著、「できる100ワザツイッター」が発売になりました。同時に、iPhone 版も発売(iTunes が立ち上がります)しています。

いまも忘れていない去年の秋のことですが、いきなりお二人から Skype のチャットが入ってきて「いよっ! 本やらない?」という軽い感じで誘われ、うっかり「いいっすよ」と答えて始まったこの企画。自分でいうのもなんですが、全員の力がうまい具合にはまって、最初に想像していたよりもはるかに内容の濃い本に仕上がりました。

いしたにまさきさん、コグレマサトさんといえば、ベストセラー「ツイッター 140文字が世界を変える
」の著者です。この本は、説明するのが難しいツイッターの「楽しさ」をあますところなく書いた素晴らしい本だと思うのですが、正直この本のあとで書くことはあるのだろうか? と心配していました。でもそれはまったくの杞憂となりました。

「140字が世界を変える」がツイッターへの入門書なら、「できる100ワザ ツイッター」は実際に手を動かすためのヒントが満載された本になっています。ツイッターの周囲に広がるツール、サービス、クライアントを網羅するとともに、つぶやくときのテクニック、マーケティングに応用する際の注意点などがこれでもかと盛り込んであります。

そもそも、なぜツイッターなの?

そもそもなぜ Lifehacking.jp でツイッターなのかと思われる方もいるかもしれません。でもメールやチャットとも異なる新しいコミュニケーションの手法としても有用であるとともに、個人のブランド力にも大いに関係しているからです。

ツイッターはすでにメール、ホームページ、ブログに続く、ネットでの存在をアピールするための場となっています。ちょっと反感を感じる人もいるかもしれませんが、Google 検索でヒットしなければホームページが存在しないも同然であるように、ツイッター・Facebook にいなければ個人はネット上に存在していないも同然という時代になりつつあるのです。

こうしたパーソナル・ブランディングという観点でも、ツイッターを楽しみ、学んでおくのは多くの人にとって必須のスキルになりつつあるのです。

本書が、ツイッターにどのように入っていけばいいのかわからない、なかなか楽しみ方がわからないという方の参考になれば幸いです。

それにしても本のラッシュが終わって一安心。さあ、次!

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ちょっとへこんだときのために、Evernote に癒し画像をいれておく

Friday, 12 March 2010 · evernote

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「かわいい」は偉大ですよね(笑)。

ツイッターでつぶやいたら意外なほど反響があったのでブログにもまとめておきます。

しばらくまえから、ネットでかわいいハムスター画像や、犬・猫・亀・その他の癒し系の画像をみつけるたびに、「ああ、かわいいなあ」とつぶやくあいだも右手は自動的にそのページをクリップするのが癖になっています。

そこでもう一手間、cute というタグをこの画像のノートに追加しておきます。すると、ちょっとしたときに「tag:cute」で検索するだけで過去に「かわいい」と思った画像のすべてに一瞬で出会えるのです。

よく「Evernote と Dropbox の違いは?」と聞かれることがあるのですが、この例を一つとってもそれがよく理解できると思います。Dropbox はあくまでファイルシステムを異なる端末間で同期するためのツールですが、それに対して、Evernote は過去と現在を同期するツールといってもいいのです。

似たようなタグに、ジョークをいれておく「joke」タグ、ユーモアのある小話にリンクされた「humor」など、いくつか用意しておくとネタに困ることがありません。

Evernote というツールは「記憶」のかわりになるとうたっていますが、それは、このような一期一会の情報を未来に向けて蓄積できるということなのです。

p.s.

おかげさまで「Evernote ハンドブック」は非常に好評です! 多数のミスプリや、iPhone などで読みやすくしてほしいなどの要望が届いていますので、こうしたアップデートにむけて調整中です。アップデートは 3 月 19 日を予定しています。

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保存するメモ帳 abrAsus のテンプレートを作ってみた

Thursday, 11 March 2010 · Stationery

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ちょっと前から「かっこいいなあ」と注目していた「保存するメモ帳 abrAsus」ですが、先日の Evernote イベントで販売している会社の方にお会いすることができて、なんと一ついただいてしまいました。なんという太っ腹!

abrAsus はちょっと変わったメモ帳で、一枚の A4 用紙を 1/8 に折りたたんだものをぴったりと挟むことができるようになっています。
使うときには、たたんだ紙の使っていない面を次々と繰り出しながらメモをとり、最終的には開いてスキャンすれば、1枚の紙がデジタルに保存されるという仕組みです。ロディアに慣れている人なら、すぐにこの考え方に順応できるでしょう。

豪華な革製で、ポケットにいれても意識することがないくらいに軽い abrAsus ですが、それなりにお値段も高いので、手に入れたからにはなんとか使いこなしてみたいわけですが、ちょっとだけ問題に行き当たりました。

abrAsus をカイゼンする

困った点というのは、A4 を開いたり閉じたりしているうちに、メモをとる方向が一定ではなくなり、いざ A4 の紙を開いてみると上向きになっていたり逆さになっている部分がでてきてしまった点です。

hipster-abrasus.png

また、白紙の紙を使うと、どのようにページに書けばいいのか少し不安になったりもしました。このあたり、罫線や方眼のはいっているロディアは紙面が書き手を「誘って」いるのでどんどんメモをとることができます。

そこで、いつも便利につかっている OmniGraffle Pro を起動して、5分で Hipster PDA 用のテンプレートを作ってしまいました。メモをとり、それを「時間」やパソコン上のアプリ」にむかってあとで手動のシンクロをおこなうという発想のメモです。

作ったのは右のような「日付」「メモ」の部分に、どの時間(締め切り・開始時間など)、どのアプリにむけてこの情報を同期しておけばいいのかをメモする欄だけの簡単なものです。これを A4 の紙に8つ並べて、ふちなし印刷をすれば abrAsus 用のテンプレートのできあがりです。

abrAsus にセットしてみると、白紙の紙にちょっと構造を与えるだけで情報を入力しやすくなっていい感じです。

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今回作ったのは同じテンプレートが8枚並んだだけの芸のないものですが、機能の異なる8つのメモが曼荼羅になったテンプレートや、スケジュール、ToDo のテンプレートなど、いろいろ考えられそうです。

ぜひ abrAsus の開発元で作ってくれないかな、と期待しています。

p.s.

つかってみたいという方は PDF のテンプレートをダウンロードしてください。また、OmniGraffle シートもおいてあります(右クリックで、「リンク先を保存」でダウンロードしないとおかしなことになるかもしれません)。Share and Enjoy!

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ライフハック・ブログ賞:入賞8ブログの魅力

Monday, 8 March 2010 · Blogging

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Evernote 騒ぎのなかですっかり私的ライフハック・ブログ賞の総括を発表が遅れていました。すみません。本当にすみません。

まず申し上げないといけないのは、途中ツイッターなどで選考の基準を「最もデザインのよいブログは?」「最も応援したいブログは?」という風に、何度か揺らしていましたので、最終的な票は必ずしも「人気」や「ブログの強さ」といったものの指標にならないという点です。

票も毎日複数回数投票だったのも、統計的にはちょっと面白い情報をフィルタリングする仕掛けになっています。一度だけの投票なら見えてこない、「何度も繰り返し選びたくなるブログ」という情報を濾しとっているわけです。

総投票は延長前と延長後を積算して、全部で3000件を越えていました。順位をつけるのは本位ではありませんので、特に順位を設けず、オリンピックと同じ精神でトップ8つのブログを「入賞」ということで選びたいと思います。

私なぞが選評を書くのはどこか上から目線で僭越なのですが、ただブログ名を羅列するのも味気ないので、このブログ賞らしく、私的なコメントを並べさせて貰いました。

ライフハックブログ Ko’s Style

名古屋ライフハック研究会でもお世話になったコウスケ (@kosstyle)さんのブログ。このブログの魅力はなんといっても実践的な行動力です。先日もツイッターで #3good の取り組みなどを始められていてちょっとしたムーブメントに(笑) きっと扱っているネタの幅は Lifehacking.jp の5倍はあるはず。その幅の広さを見習いたいです。

Find The Meaning Of My Life.

このブログ賞を始めたときに数多くの方がノミネートしたブログが、@kazumoto さんのブログ。それもそのはず、@kazumoto さんの言葉には本人にしか作れない深みがあるからです。さまざまな経験に裏打ちされた優しさというのでしょうか。先日の「鬱という足枷を断ち切る最後のひと振り」を読めば、ブログの良さって「情報」そのものではなくてその「見せ方」の中に立ち現れる人柄なんだよね、と改めて思います。

Hacks for Creative Life!

beck(@beck1240) さんのブログはいつもどうしてここまで詳細に語り尽くせるんだろうと思うほどの情報量(と長い記事)で埋め尽くされています。いったいいつも何時間書いてるんでしょうね? 最近進めておられる Input / Output 情報の整理シリーズは必見です。

iPhone女史

iPhone 情報整理術に載せておけばよかった…というくらい突き抜けて「iPhone」と「女の子」なサイト。今回紹介している他のブログとは異なり、チームで編集されているからこそ提供できる圧倒的な情報の中にも、ちゃんと一つのポリシーが見えてきます。「iPhone x 女の子」という急成長するニッチのナンバーワンブログですね、きっと。

名言コツコツ

コツコツと票をのばした @kobutako2ko2 さんの「名言コツコツ」は絶対にあのコブタのアイコンで得をしていると思います。「名言」や「考え方」というのは良いものだからといってそこにあるだけでは受け入れがたいことも多くあります。それを文章・ブログのテンプレートの両面で柔らかく伝えるのがワザとなるのですが、そこであのかわいいコブタアイコン…いや本当にズルい(笑)

R-Style

倉下さん(@rashita2) の文章は上手です。たとえば一つのことを書く場合の校正や、間合いについてもたぶん自然にやっておられるのだろうなと思います。ブログのテンプレートもそれを反映して小節ごとに分割がされているなど、どうしても長くなりがちなライフハック系ブログが手本とすべき作り込みですね。大人気の「Evernote 企画」シリーズはぜひ目を通してください。

Ideas 4 Life

名古屋ライフハック研究会で大変お世話になった @nijinochichi さんのブログです。いつも陽気で、研究会をぐいぐいと牽引してゆく方ですが、私はいつも「なぜこの方はライフハックに惹かれているのだろう?」と若干不思議に思っていたこともありました。しかし気に入ってるこのエントリーなどをみたり、飲み会での様子なども思い出すにつけ「あ、きっと人生がとても好きな人なんだ!」と合点がいったものです(ですよね、@nijinochichi さん?)。あるいは究極のライフハッカーなのかも!

ライフハック心理学

共著者にして、最近ずっと一緒に仕事をしている佐々木正悟さん(@nokiba)のブログを紹介するのはなんだか僭越なのですが、私は「ライフハック + 心理」という組み合わせがまだまだ評価されていないニッチだと感じています。それは軽い意味の「マインドハック」=「自分をだますテクニック」ではなくて、「心を変えることで人生が変わる」というテーマにつながる、仕事術と哲学の境目を縫う豊かなフィールドだと思っています。佐々木さんはこれに何年も前から気づいていた先駆者で、今後もそうした心からライフを切り取る世界が繰り広げられることを期待しています。

まとめ

時間と場所の関係上、すべてのブログを紹介できずに申し訳ありません。本当に魅力的なブログばかりで、今後もこのネットワークが人がってゆくことを期待しています。

先日、Evernote のイベントでお会いした @kazumoto さんに「すみません、このブログ賞のまとめがなかなか書けなくて」とお詫びしたところ、「いいんですよ、こちらは勝手にこちらで盛り上がってますよ!」という返事をいただいたということがありました。ああ、なるほど、たくさんのブログを一同に集めてみた試みは、私の手を離れた場所で実を結んでくれているのかもしれない。そう思って安心した瞬間でした。

ブログって、本でも、雑誌でも、情報だけがモノをいう媒体でもなくて、つながりを生み出す場なんだなあと改めて思ったわけです。

いや、ブログっていいなあ!

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Evernote日本語化とハンドブックのリリース

Saturday, 6 March 2010 · Books, evernote

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すでにご存知の方も多いと思いますが、3月3日に電撃的に Evernote の日本語化が発表されました。今回の発表の骨子は:

  1. Mac OS X も含むクライアント全ての日本語化
  2. 日本法人の設立を3ヶ月で
  3. Canon などとの企業提携

で、画像内の文字認識などは今後3ヶ月で準備されてゆく予定になっています。

Evernoteハンドブックもリリースしました!

これに先立つ3月2日には、先日告知しました「Evernote ハンドブック」をなんとかリリースできました。私もあまりに疲れはてて、ブログの更新が完全に遅れてしまったのですが、今日はこの本の裏話を紹介したいと思います。

実はこの本、去年の11月頃には共著者であるシゴタノ!の大橋悦夫さん、ライフハック心理学の佐々木正悟さんと何度か相談をして、秘密裏に計画をすすめていました。この時点で、すでに「eBookであること」「アップデートが行われる本であること」は決まっていました。

12月に Evernote 本社を訪問したのも、実はこの本の企画を説明し、了解を得るためでした。Evernoteの CEOである Phil Libin 氏をはじめ、多くの関係者が非常に暖かくこのプロジェクトを支援してくださったおかげで、プレスリリース前に形にすることが可能になったのです。

執筆・編集・組版!

この本は、執筆している著者が自ら編集・組版まで行っているという特徴があります。とはいえ、私は TeX のような組版システムには昔から興味があったものの、実際の本作りはまったくの素人です。

きっとプロだったらさくさくと仕上げるであろうページも、私には一つ一つが勉強で、多くの手数を必要としました。そのすべてを本業が終わった後、子供を寝かしつけたあとの数時間に凝縮していましたし、さらに「できる100ワザ・ツイッター」の執筆も同時にしていましたので、結果的にブログの更新が滞ってしまいました。いやもう、二度とこんな流れで仕事はしません。誰にもおすすめしません。死んでしまいます(笑)

しかしその結果として、それなりに見ることができる本ができあがった気はします。でも今後さらに組版のテクニックを学につれて、よりよい本にしてゆくつもりです。

次は…?

「Evernote ハンドブック」は進化する本です。すでに最初のアップデートにむけた改訂作業が背後では始まっていますし、その後のアップデートのスケジュールもおおよそ決まっています。

すでにいただいたフィードバックにはたとえば「iPhone でよみやすいように見開きではないPDFの提供を望む」や「このテーマでの執筆をお願いする」といったものから、たくさんのバグレポートが届いています。

これらに一つ一つ対応してゆくのが、まずは最初のアップデートの作業になります。本というよりも、iPhone アプリのようなものだとお考えください。一度購入すれば、その後のアップデートはフリーになるわけです。

こうしたビジネスモデルにはいろいろな意味があります。出版社・編集プロダクションと著者との関係に修正を迫るものでもありますし、媒体としての本の形を変えるものでもあります。

でもなにより、今回の試みをした本当の思いは、私のような「ただ、Evernote が好きなだけ」のブロガーが、好きがこうじて本を作ることができるということを、実際に示してみたかったというのがあります。そして、きっと多くのコンテンツをもっているひとりひとりの人が、この出版モデルに興味を持って、試してみるようになる。そんな時代の変化の先駆けになることができたらいいな、と思ってやっていました。

まだまだその試みは始まったばかりです。よろしければ、ぜひその未来を一緒にご覧になりませんか?

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ライフハックブログ賞、あと48時間延長。あと告知と告知!

Tuesday, 23 February 2010 · Books, SiteInfo

なんとも申し訳ありません。

ライフハックブログ賞の締切を19日にして、「きっとそれまでに全部のブログを一通りチェックしてレビューかけるさ」などと思っていた自分が甘かったです。この一週間、後述する二つのプロジェクトに追い立てられて、すっかりその締切が迫っていることに気づいてなかった…。

このままでは終われない。もうちょっとみなさんのブログを読みたい。ということで、あと2日、24日の23:59まで投票を再開しました。なんだか別の場所でやってるブログアワードとぶつかるみたいですけど、なに、かまうものですか(笑)

もう一つさらに変更点を。最後の2日間に限り、投票件数を3件から7件に増やしています。意図は、「これまでアクセスしていなかったブログをみてほしい」という1点につきます。

さあ、ラストスパート。ゆくゆくは、このブログ賞のみなさんと一緒にイベントをやりたいですね。

[告知] ツイッター本が出版されます!

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3月にはなんとてがけた本が2冊も登場します。一つはインプレスから発行される「できる100ワザ ツイッター」です。

なんと大ヒットした「ツイッター 140文字が世界を変える」の著者である、みたいもん!のいしたにまさきさん、ネタフルのコグレマサトさんとの共著です。

お二人のブログの変幻自在の文体は、頭の堅い僕などにはいつもあこがれで、今回の共著で本を作り上げてゆくプロセスに参加できて本当に楽しいひとときでした。本のできばえもさすが「できる」本だと満足の内容になっています。

初心者からマニアックなツイッターブランディングまで、さまざまな話題にふれることができた本書は、さいきんたくさんみかける類書ではちょっとみられないほど「濃い」内容になっています。発売は3月12日です。よろしくお願いします!

[さらに告知] Evernoteの書籍を手作りしてしまいました

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ツイッター本と並行してすすめていたのが、こちら「Evernoteハンドブック」です。記憶と記録のデジタルツールとして人気が高まる一方のEvernoteですが、本格的な日本語化を前に、ちゃんとしたマニュアルがないのはユーザーにとって不便だろうという思いで、勢い余って作ってしまった本です。

著者は私と、ライフハック心理学の佐々木正悟さん、シゴタノ!の大橋悦夫さんという豪華執筆陣を迎え、Evernoteの使い方から、高度な利用方法、サービスとの連携方法、そしてユースケースをふんだんに盛り込んだ内容となっています。

もうひとつ特徴的なのは、この本は書店で買う一般の本ではなく、ダウンロードでご提供する電子書籍だという点です。いただいた原稿の編集、デザイン、組版にいたるすべてのステップを私が手作りしていますが、一般の書籍にひけをとらないところまで徹底的に作りこんでいます。

また、Evernoteの新機能にあわせて本をアップデートするとともに、読者の意見によって本の中身をゆるやかに改訂してゆく「成長する本」としても、末長い支持をいただける本にしていきたいなと思っています。

こちらの書籍の情報は、「Evernoteハンドブック」のホームページ、ならびにツイッターのアカウント @evernotebook で随時おしらせしてゆく予定です。ダウンロード開始は3月2日を予定しています。

先日つらつらと考えていたビジョンを実現できればと思ってますので、Lifehacking.jp今年最初の大仕事として、気合をいれて頑張りますよ!

p.s.

Evernote本といえば、いしたにまさきさん、コグレマサトさんの両名の共著で「できるポケット+ Evernote」も予約開始になっています。まさかお互い2冊同時進行だったとは(笑)こちらもよろしくお願いします!

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コミュニティー・ブックとしての電子書籍

Friday, 12 February 2010 · Books

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Kindle、Sony eReader、iPad など、電子書籍のプラットフォームについての話題を聞かない日がないくらいになってきました。iPad などで本が読みやすいのか、紙と同じような知的生産が可能なのかといった疑問はさておきとして、そもそも「本が電子化される」というのはどういうことなのか、という問題にもまだ答えは出尽くしていないという印象があります。

本日は国立大学図書館研修のお招きで時間管理術&ライフハックについてお話をする機会があったのですが、ここでも何度も耳にした話題は「電子書籍と Google の時代における図書館の役割」という問題でした。

一人の本好きとして、私は紙の本が消えてなくなることは決してないと思っても、願ってもいますし、きっと棲み分けが行われるのだろうと感じています。どのような棲み分けが? と聞かれるとなかなかはっきりとはわからないのですが、ひとつのキーワードは「コミュニティーが育てる本」なのではないかと思っています。

コミュニティー・ブックの可能性

電子書籍を iTMS ストアからダウンロードする音楽のように考える向きもありますが、私はむしろ iPhone アプリのようなものに近くなるのではないかとおもっています。つまり:

  1. バージョン番号がつく:リリース後もコンテンツが追加され、アップデートされてゆく本。第二版、第三版というのよりももっと細かく、ミスプリのバグフィックスから、機能追加にいたるまでが、読者からのフィードバックによって提供されてゆく
  2. 本をライセンスする: ソフトウェアと同様に、読者は本のメジャーバージョンに対してアップデートを無料で享受する権利を獲得する。
  3. 常に進化する本: 本の方向性について、コミュニティーからフィードバックが入るたびに書き加えが生じたり、不要な章の削除が行われたりする。読者は本というコンテンツの方向性を決める参加者。

こうした、コミュニティーの成果物としての本という性格のものが増えてゆくといいなと思います。Gina Trapani さんの Google Wave ハンドブックなどは良い例ですね。

これまでにもあったコミュニティー・ブックの先駆的な例をあげるなら、著者が変わりつつ語り継がれるペリー・ローダンシリーズや、クトゥルー神話の小説の数々などがあげられるのではないかと思います。

逆にこうした更新が不要になった本については紙の媒体に印刷されて、粘土板や羊皮紙や紙の書籍がたどったのと同じく、ゆるやかな忘却か化石化の道を辿るのではないでしょうか。

実は「iPhone 情報整理術」についても、遅ればせながら電子化にむけて作業ができないかという模索が始まっているところですし、個人的にも電子書籍の製作を見よう見まねで進めながら、このあたらしい媒体の可能性と役割について考えているところです。

今日は東北大学の書庫に立ち入る機会があって、充満する紙の薫り、圧倒的な存在感を感じながら、これを失いたくはないなあと思う一方で、本も進化する時期に来ていることを強く意識していました。

あとでスタッフの人から、この書庫の奥には夏目漱石の遺品が展示されているときいて、見る時間を作れればよかったと深く悔やみました。

「いま」「ここで」なくては見られないものと、ユビキタスに開放される情報の境界線、それが電子書籍というフロンティアなのだなと意識した瞬間でした。

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ブログの根底を流れるひとつの「声」

Monday, 8 February 2010 · SiteInfo

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私的ライフハック・ブログ賞がいまも進行中ですが、すでにのべ 200 票の投票をいただきまして少しづつ傾向がみえてきています。でも普通の取り組みではないのが、この催しです。これからゲームのルールを微妙に変えますよ(笑)

この2月で Lifehacking.jp は3周年になるのですが、これはしつこいまでに一つのことばかりを繰り返しやっているブログです。すなわち、「自分を変える小さな習慣」をテーマとして、そのまわりに 1) 欧米の新しい記事の紹介、2) 新しいツールやサービスの紹介、3) 考え方や発見の紹介、しか行いません。

大きな話題があっても、上の三つに該当しないと思ったらスルーするかわりに、「自分を変える」話題には是が非でも飛びつくようにしています。えらそうに聞こえて申し訳ないのですが、それが自分で選んだ「声」だからです。

ブログにひとつの「声」を選ぶことはブログのブランド力を上げるだけでなく、実務的な意味合いもあります。「声」に関係ないものは扱う必要がないので、ブログのネタを探しやすくなりますし、関係ない話題をスルーするためのフィルターとして利用できるという点です。

そこで今日はちょっとルールを変えてみなさんにもう一度次の視点で、サイドバーに並んだブログのなかから3つに票を入れていただきたいと思います。このなかで独特の「声」を発信していて、それを応援したいという気持ちにさせるブログはどれでしょうか?

どうも決めかねるというときは、それぞれのブログのもっともブックマークされた記事をみることでフィーリングを掴むことができます。こうした視点で見てみると、あたらしい発見があるかもしれませんよ。

p.s.

なんだかこの取組を始めて依頼、ノミネートブログの多くがすごい勢いで更新を開始していたり、ほうぼうから「新しいブログの発見があって楽しい!」という声をいただいています。まさに「計画通り」でうれしい限りです。

これからも2、3度ルールの変更いきますよー。

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