「ライフハック大全」表紙が反映されました。Kindle版制作も進行中

最新刊「ライフハック大全 - 人生と仕事を変える小さな習慣250」のカバーがAmazonで反映されました。

今回はちょっとカジュアルな、青い表紙に特徴的なフォントでお届けしています。こうした本はたいてい特徴的なゴシック体のビジネスっぽい表紙が多いのですが、今回は上がってきた案がすべてデザイン重視で、見た目から入るものとなっていました。

https://twitter.com/inuro/status/921196896537911296

実は、それは私も思いました(笑)わからないかたは、「ラブプラス」で画像検索してみてください。

気になるKindle版ですが、まだこちらは制作中のようですので、11月16日の直前にAmazonに反映されるとのことです。

「ライフハック大全」の進捗管理

今回の本の執筆の様子もちょっと紹介しておきましょう。今回は最初から出口が「300ページ・250項目」と決まっていましたので、まず最初に編集のかたから1ページの項目数、2ページ見開きの項目数をそれぞれ設定していただき、それぞれで可能な最大文字数を決めるところから始まりました。

次に、予定されている8章のテーマごとにネタ出しをしていくわけですが、ここはGoogleスプレッドシートで行っています。最初はいちいち数えていたのですが、数えるたびに数分失っていることに気づいたので、ネタをいれるたびに「章番号」と「1ページなのか2ページなのか」というフラグを立て、それに基づいて自動的に集計を行うようにしました。

これでネタ出しをしながら「残りいくつの項目が必要か」「それぞれの章の残り項目数は」「見開きページは残りいくつか」を横目にどんどん埋めてゆくことをしています。

編集会議を通過した後で、脱稿までの執筆日数はたった50日ほどだったのですが、その間にも本業が忙しい時期などがありましたので、実質は40日ほどで書いている計算になります。これを管理するために、スプレッドシートには残り日数に対する項目数で計算した進捗率の数字が自動的に計算されており、一日あたりの数とともに表示されていました。

やってみてわかったのは、どんなに調子がいい日でも体力の限界や集中力の限界があるために、一度に10項目を書くのは難しいという点です。なので、調子が悪い日でもとにかく音声認識で下書きだけでも入れ続けるという具合にして執筆をしていました。あまりおすすめはしません…。

こうして進捗を管理していましたので、いつでも達成度がどのくらいなのかが 0.4% 単位でわかります。編集の方はこれを会議で報告したところ、周囲の方にちょっと驚かれていたようです。そりゃそうか(笑)。

ご予約いただいた方は本当にありがとうございます。お届けできるまでもう少し時間がありますが、引き続き情報を小出しにしていきたいと思います。

発売まで、あと24日!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。