あなたが iPhone を買ってしまってもいい4つの理由

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先日、アップルストア銀座での「iPhone 情報整理術セミナー」のイベントにご来場くださったみなさん、ありがとうございました!

イベントの性格上、主催者の私たちはアップルストアのスタッフの呼び出しで扉から登場するのですが、会場に出た瞬間すべての席が埋まっていて、周囲もすべて立ち見で埋め尽くされていたのをみてとても驚きました。120 人くらいいらっしゃいましたでしょうか? 立ち見が多くなり、窮屈な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした(あるいは追加公演という可能性もありますので、やってほしい!というひとはつぶやきで教えてくださいね)。

イベントでは、本に書かれていたことからもう一歩だけ踏み出して、**「クラウドを信じて、iPhone にすべてをいれよう」**というテーマを扱いました。iPhone 情報整理術は「iPhone の本」ということで軸足をクラウドにできなかったのですが、むしろこの本の底流にあったのはこのメッセージだったわけです。

会場では iPhone をもっている方がほとんど、Twitter を利用している人がほとんどという状態でしたが、それでもまだ「iPhone を買うかどうか悩んでいる」という方と2、3人お会いしました。

そこで私が考える、「もう、あなたが iPhone を買ってしまってもいい4つの理由」についてまとめておこうと思いました。最後まで読んでいただければ、MNP で iPhone に乗り換える人向けのキャンペーンのご案内もあります。

理由1: iPhone クリティカル・マスを超えた

当初こそ売れ行きが伸び悩んでいるといううわさが流れた iPhone でしたが、国内で 300 万台という信憑性のある数字が語られるようになった以上、クリティカル・マスを完全に超えたと考えていいでしょう。

僕がそのことを一番感じたのは、新宿のとあるスターバックス・コーヒーで iPhone 情報整理術の校正を佐々木正悟さんとしていたときのことでした。店内にいた若い数人のグループが iPhone で写真をみながらおしゃべりをしていたのですが、持ち主以外の女の子を含む二人も iPhone の操作方法を理解していました。

その後、その店にはさらにもう一人 iPhone を使っている客が登場して、赤ペンで真っ赤になった原稿を前に私と佐々木さんで「iPhone はやはりクリティカル・マスを超えてる」と確信したものでした。

理由2:理想のソーシャル端末

大勢の人が使っているということは、もはやそれがソーシャルなツールとしての広がりを持っているということでもあります。銀座のイベントでも、Twitter ユーザーの多くが iPhone ユーザーであることを目の当たりにしてこれを感じました。

写真、GPS、音声録音など、iPhone には「今どこにいる」「今なにをしている」を共有するための機能が満載されていますので、Twitter に限らず、今後多くのソーシャルサービスがこの波にのってくると考えるのは自然です。

たとえばアメリカでいま大人気で、日本へも上陸が始まっている Foursquare があります。このサービスは街を大きなゲームボードみたいにして、「場所」にチェックインしたり、友人と経験を共有したりといった活動を行うことができるサービスです。

Foursquare は Twitter とも連動していて、すでに「うちの店でチェックインしてくれた人には割引を行います」といった Foursquare マーケティングも始まっています。

人が動き、経済が動き始めたソーシャルサービスを駆動するプラットフォームとして、iPhone はすでに前提条件になりはじめているのです。

理由3:時間コストで考えれば、iPhone は節約になる

iPhone は高価だ…という人を狙い撃ちにするように、iPhone 3GS 16GB が実質無料になる iPhone for Everybody キャンペーンが登場しています。

しかし、実際に考えてみたいのが**「iPhone をもつことでどれだけ日常に近道が作れるか」という点**です。

メールをチェックする、ちょっと音声認識で Google 検索する、Evernote ですべての記憶にアクセスする、Dropbox でいつでもファイルを閲覧する、Good Reader でいつでも PDF を読むことができる、Twitter にいつでもつぶやいて他人からのリンクを Safari で見られる。

こうした一つ一つの行動を「机のパソコンにもどってから」やっているとするなら、「今」という時間を活性化していないという損と、「未来の時間」を消費してしまうという損との、二重の意味でもったいないことになります。

時間を大切にする人にとって、iPhone という近道作りのツールはむしろ時間コストを浮かせる節約の端末なのです。

理由4:クラウドサービスへの扉

iPhone 情報整理術と、銀座のイベントで強く主張したのは、iPhone はそれ自体の機能もさることながら、クラウドサービスへの扉として重要だという点です。

この点については、私自身 iPhone である必要はないと感じていて、Android 携帯にも注目しています。しかし現時点でもっとも多くのウェブサービスをサポートしている端末がどれかといえば、明らかに iPhone に軍配が上がります。

GMail、Google Reader、Flickr、Twitter、Dropbox、Evernote、Remember The Milk、Facebook、Skype、delicious、はてな、Youtube、各種時刻表や天気情報サービス、etc、etc。

こうしたサービスを全部ではなくとも、ある程度使っている人にとっては、iPhone は理想の「扉」として機能するはずです。

まだ踏み切れない? ではこれではいかがでしょう

先日の iPhone × Twitter イベントでお会いしたテレコムサービスの方からの紹介なのですが、いま MNP で乗り換えを検討している方のために iPhone のキャンペーンをしているところだそうです。

MNP (ナンバーポータビリティ)を使って iPhone に乗り換えた場合:

  1. 1万円商品券プレゼント

  2. 10ヶ月間基本使用料無料

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という特典付きだそうです。もちろん iPhone for Everybody キャンペーンも適用です。申し込みをされる場合は、0120-934-208 に電話をされるか、こちらのフォームをお使いください。

Disclosure:

こちらのキャンペーンはアフィリエイトになっていますので、ご連絡をされた際に「Lifehacking.jp をみた」と一言行っていただけると、私にもすこし報酬が入ってきます。

ただ、年末ですし、なんだか気が大きくなっていますので、こちらのアフィリエイトの報酬は全額、途上国の人の自立を支援するマイクロファイナンスの Kiva.org に寄付すると宣言させていただきます。

この記事を読んで iPhone を買ってみようと思われた方は、ぜひこちらのキャンペーンをご利用してみてみてください。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。