Facebookアプリを削除してブラウザで利用するとiPhoneのバッテリー消費が劇的に改善する
よく話題になる話ですが、iPhone上でもっとも利用されていて、もっともバッテリー消費につながっているのは処理の重いゲーム以外ですと、Facebook、ツイッター、Instagramなどといった、見つめている時間の長いSNSアプリです。
先日も、前日の夜半頃にはフル充電していたはずのiPhoneを移動中に利用していたらみるみるうちにバッテリーを消費してしまい、これは早すぎると思ったことがありました。
もちろん日中にバッテリーにつないでおけばよかったのですが、春からは移動時間が多くなることもあって、この最後の数時間の消費スピードは移動中困ったなと思いました。iOS 12 に搭載されているバッテリー消費を調べる設定をみると:
案の定、私の場合はFacebookとツイッターが最もバッテリーを消費していました。これは10日平均などにしてもおなじような状況です(ちょっとスマホいじくりすぎというのもありますね…)。
Facebookアプリのバッテリー消費を抑える設定
Facebookアプリのバッテリー消費を抑制するには、いくつかの設定があります。最もわかりやすいのは、設定画面でバックグラウンドでの処理をオフにし、通知もオフにする設定です。
「設定→Facebook」から「バックグラウンド更新」と「通知」をオフにしておけばこちらは抑制できます。
もう一つの設定は、動画の自動再生です。この設定は多少深い部分にありますが、まずは右下のハンバーガーメニューをタップし、「設定」をタップします:
一番下の「動画と写真」を選択します。
最後に、自動再生の設定をオフにしておきます。
あと、ときにはFacebookアプリを削除してキャッシュを削除することをおすすめするひともいます。
それでもバッテリー消費が気になる場合の最終手段。アプリを消して、ブラウザを利用する
わたしの場合は、ここまでの設定はすでにすませたうえで、それでもなおバッテリー消費が気になっていました。そこでとることができる最終手段が、アプリをそもそも使わず、Safari ブラウザからログインして利用する方法です。
実はこの方法でも投稿は問題なく閲覧できますし、コメントもつけられますし、動画を見ることも可能です。これでもFacebookの体験として十分なのですね。
Facebookアプリを削除し、ブラウザ経由で利用するようにすると、ブラウザの処理量はアプリほどではありませんので、さきほどのバッテリー消費のグラフが大幅に変わります。
これまで移動中の4時間ほどでバッテリーがなくなっていたのが、倍ほどはもつ計算です。繰り返しになりますが、もうちょっとスマホを使わないようにしろという話はさておき、バッテリー消費に悩まされている方はこれらの手段を試してみてください。