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ドキュメントが「アプリ」になる新感覚ツールCoda

ドキュメントが「アプリ」になる新感覚ツールCoda

WordとExcelといっしょにしたような、Evernoteのなかにデータベースが直結しているような、そんな新しい感覚でデータを文書中で扱うことができるウェブサービス「Coda」がローンチしています。

たとえばイベントで配布する予定の参加者リストを作成しており、参加者のそれぞれがプレゼンをするのか、発表順序はどうなっているか、プロジェクターが必要かどうかといった「データ」も同時にまとめなければいけないとします。

普通なら「参加者リスト」のようなスプレッドシートと、「配布物」の文書の2つを作成して個別に編集し、最後にそれを統合するといったような作業をおこなうかもしれません。

Codaならば、文書のなかに埋め込まれた表をそのままアプリのように扱ってデータを自在に入力したり、順序の変更、集計といったことをリアルタイムに行うことができます。しかも同様の機能はiPhoneアプリ側からも触ることができますので、文書をまるでアプリであるかのように操作することが可能になるのです。

インタラクティブな表を文書に埋め込む

Codaを説明するには、それが動作している様子をみせるのが一番かもしれません。たとえば週末の旅行について仲間に周知する文書を作っていたとします。現時点でアクティビティについて「船に乗る」「ドライブする」といったオプションがあるものの、決定していないので票も同時にとりたいとしましょう。

すると、こうした文書をCodaで作成することができます。

文書は普通にGoogle Documentと同じような、テキストに装飾を自由に加えたものです。ここに、”Vote!” という表が埋め込まれています。しかもこの表は「賛成・反対」をいれることも、入力をクリアするボタンもついています。

同じ文書をiPhoneアプリからみるとこのようになります。

文章とともに、先程の表の部分が右スワイプで「賛成・反対」票を入れることができる、いわばアプリのボタンのようになっています。ここで「賛成」をいれれば、元の表にもデータが反映されますし、別の選択肢を追加するオプションなども操作可能です。

関数によって文書のなかにデータを反映させる

これだけなら集計フォームとかわらないのであまり利用するメリットがありませんが、Codaには文書とデータが相互に作用するための関数が多数用意されています。たとえば文書の任意の場所で = と入力すると表計算と同じように関数機能にアクセスすることができます。

たとえば User() という関数を使って、現在ログインしている人の名前を表示させることができます。

この関数を駆使することによって、たとえば家計簿の入力を行っている文書とは別にそのデータを自動的に集計してグラフ化したり、カレンダー表示にしたりといった結果を得る文書を自動的に作成できます。

請求書を自動作成するCoda文書を作るのでしたらあっという間にできるでしょうし、条件分岐などの関数も活用して、頑張れば確定申告を行う「アプリ」を作成することだって可能でしょう。

他のサービスとも連携する Coda Pack機能

ここまでだと、Codaはすでに人気のあるサービス、Notion と似ていることがわかります。実際、Notion のデータベース機能と Coda の機能には似通っている部分が多数あります。

それに加えてCodaの独自機能として、Pack という、他のサービスと連携する機能があります。

たとえばCoda文書内でアンケートに答えていないメンバー全員にSlack DMを送る関数、該当時間がGoogle Calendar上で空き時間になっているかどうかを返す関数といったように、他のサービスとCoda文書内で連携できるわけです。

これは発想しだいでかなり多様な機能をもったアプリ的な文書を構築できそうです。

Googleアカウントを持っていればすぐに利用可能

CodaはGoogle Driveの機能を利用して開発されていますので、利用するにはGoogleアカウントを使います。Google Drive上でも文書は独自のCoda形式として表示されていて、ダブルクリックするとCodaサイト上でみることができるようになっています。

やはり驚くのは、このウェブ画面が:

次のようなアプリのようにスマートフォン上では表示される首尾一貫したところがCodaの魅力です。

デスクトップ側の左カラムにある「About」「Expenses」がそれぞれiPhone側では下のタブになっていて、1タップでアクセス可能になっているのがわかりますか?

この文書の場合は「Expences」のタブの「Add Expences」という緑のボタンを利用して家計簿の新しいデータを入力するれば、すぐに「Reports」というタブでそれが集計される仕組みです。もちろん、ボタンは指定した表に情報を入力するためにカスタマイズして文書に埋め込むことができるようになっています。

Codaについてはあまりに機能が膨大すぎるので、今後細かい記事にして少しずつ紹介してもいいかもしれませんね。

動作している様子は、ぜひ動画でチェックしてみてください。

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著者
堀 正岳