人生を変える小さな習慣
なかなか居なくなってくれないあの人をどうするか?

なかなか居なくなってくれないあの人をどうするか?

annoyed businessman

「居なくなる」って、この世から消えてもらうとか、嫌がらせをしてやめさせるとか、そういう話ではないですよ。

いまちょうど電話されたくないタイミングでかけてきたり、ちょうど調子がいいときに話しかけてきたりするあの人に、「ちょっと」遠慮してもらうにはどうすればよいかというお話です。

いつも読んでいる Seth Godin のブログによれば、たいていの人は6分間も「おあずけ」にしておけばあきらめてどこかにいってしまうということが書かれています。6分というのは個人差があると思いますが、「ちょっと待って」の「ちょっと」を越えていることだけは確かですね。

例えば電話をかけてきた相手を6分以上保留で待たせていたなら、たいした用件がない人、待つことに意味を見いだせない人は当然切ってしまうはずです。もちろん、これが人を扱う良い方法というわけではありませんが。

しかし Seth が言うに、背後にある理屈は、「何かを求めている人に『ええ、あげますよ。でも長い時間待って下さい』と言えば動機が明確でない人をフィルターのように除去できる」という点です。

本当に長い時間待たせなくても、相手に「いや、これは重要な話だから今聞いてくれないか」と言わせるためのハードルを用意しておくだけで、愚痴や雑談といった無用な用件でやってくる人を退けるスクリーンにはなるわけです。

でも本当にどこにもいってくれない人についてはどうかというと、両方にとってメリットのある Workable Solution を探す方が結局は近道で、ストレスも少ないという結論になっています。

面倒が少ないからといって菜食主義者に肉を食べるようにすすめるような無駄なことをするくらいなら、この人は野菜がくるまでは退かないなと悟って注文をしてしまうほうがよいというわけです。

もちろん、そううまく事が進まないからこそ争いは起こるのですが、「相手のいいなりになるか、私の思いを通すか」という二元論で考えるからこそ対立構造は必要以上に強調され、「相手の言うことを聞く = 自分の損」という気持ちが際だつのかもしれないということはよく考えます。

第三の視点を取り入れる、第三者を巻き込む、あるいは侵入してくる相手の言うことを聞くフリをして両者にとってメリットが多い・損害が少ないバランス点を見いだす、という瞬間の判断が必要なのかもしれません。

「いま話していいかって? ええ、いいですよ、でも○時までに書かなきゃいけないメールがあるので手短にお願いできますか?」

そしてこの瞬間の判断と受け答えのさなかに、笑顔を崩さずにいられるなら、もう達人の域ですね。

私? 笑顔は崩しませんが、目は笑っていないとよく言われる程度には修行中の身です。

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著者
堀 正岳