Science Shiftで連載「『正しい』意識の高めかた」スタートします

沢井製薬の運営する学生向け、若いビジネスマン向けのオウンドメディア、Science Shiftで、<「正しい」意識の高めかた>と題した連載がスタートしました。第一回は、時間管理の基本としての、時間を意識する方法についてです。

「『正しい』意識の高めかた」という連載タイトルは、「意識が高い」という若者の思い上がり(そんなものが実際にあるとして)を揶揄する言葉を逆手にとっています。

もちろん、そうした言葉を使いたくなるような、鼻持ちならない人も中にはいるでしょう。しかし若者全般に話を広げるなら、実力以上にやる気があるというのはむしろ自然な状態です。それどころか、いくつになろうが、そうした状態を維持できることが本物の向上心かもしれません。

ゆっくりと成長しよう

よく、「意識が高い」の対義語のようにして使われる言葉に、「即戦力の人材」があります。私はどうも、この言葉にもあまり心が落ち着きません。

即戦力の人を求めると言うきれいな言葉の背後で、実際はその人が技術的に、経験量の側面で追いつくことを許さないなにかも感じてしまうのです。能力不足の私のひがみかもしれませんが。

それが許されない局面もあることを十分理解した上で、私は、人はゆっくりと成長するものだと思います。そして手が届きそうなあのステージへと成長する間、心を支えるのは憧れ、つまりはその人の「意識の高さ」でもあるのです。憧れを消してはいけない。

この連載では、そうしたあこがれや野心を胸にしたひとが、着実に成長するための仕事の習慣、たとえば時間管理の方法や、タスク管理の方法などといったような、実に当たり前の話題についてまとめていきます。

あたりまえのことなのですが、繰り返し繰り返し繰り返し繰り返しそれを適用することで志が実力に変わるようなそんな習慣について紹介していきたいと思っています。予定通りなら、月一くらいで登場するらしいので、その都度紹介の記事にしますね。

応援よろしくお願いします!

「正しい」意識の高めかた Vol.1 戦略的にあなたを成長させる時間管理の方法

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。