Web2.0 的 アドレス帳、Ripplex の可能性
Twitter や Skype とつながるソーシャルアドレス帳 Ripplex | Going My Way
それほど友達が多くない私ですが、「Web 2.0 的アドレス帳はどこだ?」といつもそれとなく探して、GMail のコンタクトリストをいじったり、Mac のアドレス帳をいじくったり、Plaxo に手を出したりしていました。
しかし先日、Going My Way の Kengo さんが Ripplex という、Twitter や Skype と統合したアドレス帳のクライアントを紹介していて、「これだ!」と飛びつくようにして触っています。
Ripplex の紹介は上記のリンクに詳しいので避けますが、以前「Web 2.0 的アドレス帳は無いのか?」と思っていたときに感じていたニーズ、「複数のペルソナをもてないか?」「変更が友人に自動波及してくれないか?」「共有したい・隠しておきたい情報を細かく制御できる」といったものが全て実現しているだけなく、Twitter や Skype と統合されていることで、リアルタイムにこの人は何をしているのかという雰囲気が伝わってくるサービスになっています。
Ripplex の野心的なところに、ちゃんと英語版のクライアントと、漫画も含めた英語のドキュメントが出来上がっていることが挙げられます。これが欧米でも使用されるようになったら、それこそ快挙ですね(ということで知っている範囲で広報するのと、Mac Break Weekly の「今週のアプリ」にも推挙しておきました)。
ここまで機能の高いアプリですので、もう一歩、こんな風に進化してくれるとうれしいなという欲張った希望がむらむらとわいてきます。それは:
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なぜ日本版クライアント(少なくとも Mac 版には)Facebook, MySpace を加えられないの? Twiiter だけでなく、Jaiku, Pownce からコメントを送れるようになる予定は?
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このアプリケーションを「時々使う便利なもの」ではなく、交流のための交差点、いわばデスクトップの FriendFeed のようにして使うための計画は? (でもそれだとアドレス帳というよりは Alert Thingy のようになってしまうので、方向性が見失われる危険性もありますか…)
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デスクトップのクライアントとして力を発揮している Ripplex ですが、これをウェブ上でも使えないものか? OpenID, OpenSocial を使うような形で、ウェブ上のコンタクト管理の One Stop Solution となることができたら、それこそ快挙ですね。
なんだか言ってることがあやふやになってきましたが、日本初のサービスが広く利用されるようになることに期待をこめてのご紹介。