手帳は結局、モレスキンとダイアログノートにおちついた

あるときはシステム手帳を、あるときはノート型の手帳を、その年にあわせて試してきたのですが今年は、手帳シーズンがやってきても心が動きませんでした。

あまり出張もなく、人と会う約束が縦横に入っていない私にとって、手帳はむしろその空白、どれだけ白いページをもっていて、それを埋められるかのほうが大事になったからです。

というわけでこの通りになりました。

答えはなんの変哲もない「モレスキン・ポケットサイズ・ルールド」と「毎日、文房具」さんの「ダイアログノート」の2つ使いです。

10ページも一気に書く日もあれば、まったく書かない日もある、そんな自由を手帳のなかで味わいたかったら、結局は空白をユビキタス・キャプチャーで埋めてゆくのが最適解となっていきます。

そして今年はここにタスクを頭のなかから追い出すための一時置き場のノートをダイアログノートでつけるようにしました。3ヶ月に一度、サブスクリプションで新しいノートが届きますので、それよりも早く使い切ってゆくのが目標です。

動画でも紹介しましたが、もしポケットサイズだと書きにくい、場所が足りないひとにとっておすすめなのがモレスキンの3番目のサイズ、「ミディアム」です。ハンドバッグにはいるコンパクトなサイズで、それでも十分な紙面が思考を受け止めてくれます。

手帳を気にする人で、あまりこうした選択をする人はSNSでみていても多くはないのですが、同好の士がいれば心強いなと思って記事にしておきました。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。