Mediumパブリケーションに取得したドメインを設定する手順
「ライフハックLiveshow」をはじめとする音声コンテンツのために、リンクなどをまとめるサイトとしてこれまで liveshow.jp というサイトを運営しています。
これまではレンタルサーバー上に、Wordpress ブログをインストールしていたのですが、これがなかなか面倒なために先日紹介したとおり Medium の Publication 機能に移行していました。
これがなかなか調子よいので、以前の liveshow.jp というドメインを Medium に紐付けて運用することにしました。英語しか説明がないなど、ちょっと手間ですが、基本的には早ければ1日、遅くても3日ほどで完了する作業ですのでまとめておきます。
Medium に取得したドメインで運用したいと連絡
まず前提として、1. DNS 設定を行うことができるドメインをすでに取得していることと、2. それを紐付ける Medium の Publication をすでに作っていることがあります。Medium のプロフィールページにドメインは設定できませんので、必ず独自のパブリケーションを用意します。
次に、こちらのフォームを入力して、紐付けたいドメインとパブリケーションを Medium に伝えます。
途中に Description という項目があるので、私は「I would like to move my domain example.com to Medium」くらいでよいと思います。下に具体的なカスタムドメインと、対応するパブリケーションを入力する欄がありますので、ここを間違えないようにしましょう。
12時間以内に返信されるDNS の設定項目を入力
フォームを入力すると、12時間ほどで DNS の設定項目がやってきます。これを取得したドメインに対して設定しましょう。具体的には12個のAレコードと、CNAMEレコードを設定します。
ここは利用しているドメインのレジストラによって違うので、試行錯誤してやっていただく必要があります。たぶん用語の差異もあるために混乱しやすいのは CNAME の設定で、Medium からは、たとえば example.com がカスタムドメインなら:
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CNAME Domain: 非常に長い文字列.example.com
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CNAME Target: 非常に長い文字列.comodoca.com
という二つの値が送信されてきますので、1 というサブドメインに 2 を設定するという形で入力を行います。たとえば Liveshow.jp が利用していたムームドメインにおいては、このような画面になります。
あたまに www を付けたい場合は、もう一つ CNAME が必要になりますので、こちらを参考に設定してください。
DNS情報が浸透するのをまって完了
設定が終わったら、あとはDNSの情報が浸透するのを約3日ほど待ちます。成功したなら、取得したドメインにアクセスした場合に自動的に Medium のパブリケーションが表示されるようになります。
実際に動いている様子は、Lifehacking Podcast のページ、liveshow.jp から御覧ください。