時間泥棒を捜す Rescue Time (続報)
もうずいぶん前に紹介した時間の使用方法を追跡するサービス「RescueTime」のベータテストに応募していましたが、5ヶ月もたってやっと招待のメールが届きましたので早速使ってみました。
RescueTime は専用のクライアントをパソコンにインストールして常駐させておくと、 どんなアプリケーションにどのくらいの時間を割いていたかを算出して、RescuTime のホームページにそれが表示されるという仕組みのサービスです。
クライアントは Mac と Windows のそれぞれについて提供されており、インストールして RescueTime のアカウントとパスワードを入れれば、目立たずに情報を収集し始めます。
ある程度時間がたって RescueTime のホームページにいきますと、その日にどのくらいパソコンを使っていたかを著す折れ線グラフと、右のようなグラフが表示されます。このグラフは、1) 使用していたアプリケーション と、2) 訪問していたウェブページを時間別に表示しているものです。 なるほど、ブログを書いていた時間が一番長かったか、といったことが一目でわかります。
RescueTime の面白いところは、これらの一つ一つのアプリケーションや、サイトに「タグ」を割り振って、タグごとの総時間を表示できる点です。たとえば X Window を使っていた時間は自分にとっては「仕事」、Mixi にアクセスしている時間は「遊び」といった感じでタグを付けていきます。
すると左のようなグラフになって、何にどれくらいの時間を割り振っているのかが一目瞭然となります。これはなかなか便利ですね。
なぜ RescueTime 自体が独立したアプリケーション ではなくて、ウェブサービスでないといけないのかはよくわかりませんが、多分集めた統計情報をどのように表示するかを常に開発して改変できるようにしているのだと思います。個人情報を送ることなどが気になる人にはあまり向かないかもしれません。
でもちょっと利用してみるだけでも、自分はこんなアプリケーションにこれだけの時間を使っていたのだということがわかって目からウロコがおちた感じです。まだまだベータ版とのことで、今後もテストユーザーを募集するとのこと、興味のある方はメールを送ってみて下さい。