身体ハックはじめます

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ちょっと油断していたというのもあります。そして年齢もあるのでしょう。

関東に引っ越して一年、自転車が整備不良だったということもあって一時期自転車通勤を怠り、さまざまなイベントでおいしいものをいただいているうちに、多少体重が増えてしまいました。運動をしていなかったわけではないのですが、やはり追いつかなくなるんですね…。

見た目が大きく変わるわけではなくても、自分にはよくわかりますし、登山をするのにもこの余計な体重は本来かついで登るはずだった水の分をあらかじめ体に「装備」しているようなものですから関節によいはずがありません。しかも、もともと私は若い頃の怪我で背骨をいたわらなくてはいけませんのでなおさらです。

というわけで、いろいろちょうどよかったので減量だけでなく、これから40代に向かうにあたっての準備のために体をハックするためのいくつかの取り組みを開始することにしました。

1. 徹底したレコーディング

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運動記録、食事記録、歩数記録など、とりあえず記録できそうなものはログを詳細にとってみようと思います。

そこで効果を発揮しているのが無線LANで体重データを記録してくれる WiFi Body Scale WBS01 です。この体重計に毎日なんとなく乗るだけで自動で体重と体脂肪などのデータがサーバー上に記録され、それを iPhone / iPad で確認できるというのは、記録の煩雑さを大いに軽減してくれます。

この体重計を利用すれば体重をツイッターで共有することも可能ですが、たぶんご覧になってもあまり興味のないデータになりそうなので今は控えておくことにします。

残りのレコーディングにはそれ専用のモレスキンを用意して、一日1ページを目安に「体によい一日だったか?」を記録し始めています。

2. ジムの契約をしました

トレーナーと相談しつつやらないと減量にはあまり意味がないかもしれませんが、少したるんでいる筋肉の調整のためにウェイトトレーニングに力を入れているジムに入会しました。

すでに数回行きましたが、ストイックに自分の体と対話している時間がなかなか楽しく、いろんなことを考えながらやっています。ウェイトをあげつつブログや原稿について考えているというのは、なんだか変に思えるかもしれませんが、これが自然にできます。

ジムに関してはまったくの未経験者ですので、ちょっと慣れたらトレーナーに相談してプログラムを立ててもらおうかと思っています。そのあたりは、「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか 」やブルーバックスの「ジムに通う前に読む本 」にしつこく書いてあった点なので、素人判断はやめて専門家に相談しようかと。

3. 水の摂取量を記録

「水を食前に飲むと満腹中枢が刺激されて…」という話はよく聞きますが、たとえカロリー摂取量が同じでも水を食前に飲んでいるほうが減量に成功する割合が大きいという話題が Lifehacker で紹介されていました

それでなくても、自分はいろんなことに夢中になるとまったく水を飲まずに打ち込んでいることが多く、周囲の人に心配されていましたので、意識的に記録をとりながら飲もうかと思います。

いろいろとツッコミどころもあるかもしれませんが、ひとまずこんなところからゆっくりと体の調律を始めてみたいと思います。

ブログに書くからには一つの宣言ですので、適宜その後を報告しますね!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。