ウェブページ閲覧を一定時間禁止する SelfControl

selfcontrol SelfControl Blocks Internet Distractions with Brute Force | Lifehacker

どうしても仕事中に Twitter が気になってしまいますか?

Firefox のアドオン LeechBlock を使えば特定のサイトを特定の時間にアクセス禁止にすることができますが、Mac OS X を使っていると Safari という素晴らしいブラウザがあるので、禁止しているサイトをついついそっちで見てしまうという抜け穴を作ってしまったという人もいるかもしれません。

Lifehacker で紹介されていた Mac OS X 用の簡単なアプリ、SelfControl はこの回避方法も封じてしまいます。SelfControl を起動して時間を指定すると、他のブラウザを使っても指定したサイトは閲覧できなくなりますし、Mac を再起動してもタイマーが尽きるまではブロックされ続けるという、ちょっとやり過ぎ感さえある機能となっています。

そもそもネットのアクセスを一定時間封じるのなら、Freedom というツールもあります。

「そこまでしないと気が散ってしまうのか?」と思われるかもしれませんが、調子のいいときにはどんなことだってできる気がする反面、仕事を先送りしがちなときはどんな小さなことでもつまづきの石になってしまいます。一見くだらなく見えますが、こうした「小さな摩擦」を排除することも、ペースを生み出すために重要な点です。

とはいえうっかりと閲覧を必要以上に禁止してしまったら、たいへんなことになりそうなツールです。用法、用量にはくれぐれもお気をつけください。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。