モレスキン手帳に貼れる PDF を作成する MSK ツール
Add Custom Printed Pages to Your Moleskine |
今まで自作でこうしたツールを作ってはいましたが、Lifehacker によるとモレスキン手帳の提供元である Moleskine.com から MKS というカスタムページを作成するツールが発表されています。
MSK は自分で入力したテキストや、Outlook や Mac のアドレスブックからエキスポートしたコンタクト、あるいは iCal 形式のイベント情報を与えると自動的にモレスキン手帳にぴったり収まる PDF を作成してくれます。
サイズはスタンダードのポケットサイズのページの大きさと、週間日記の一日分を埋めるサイズを選ぶことができ、画像を添付する、テキストをカラーにしたりといった機能が付いています。
Mac の Firefox から利用してみたところ、直接日本語のテキストを入力することは出来ませんでしたが、カット&ペーストを使ってこの不具合を回避することはできました。
最初この手帳を使っていると書き込むことだけに集中してしまってなんだか無味乾燥な感じがするのですが「モレスキン手帳に何を貼り付けてもいいんだ」という気づきとともにリミッターが外れると、毎日の日報をシールに印刷して貼り付けてみたり、撮影した写真を印刷して貼り付けたりと、非常に可能性の輪が広がってきます。
面白いのは MSK には独自のデータフォーマットが用意されているので、ブログなどのコンテンツを自動でモレスキン形式で配信することも可能な点です。たとえば Wordpress などのブログのテンプレート機能を使って記事を自動で MSK フォーマットで作成するようにしておけば、
http://www.moleskine.com/msk.php?display=wizard&url=http://www.yoursite.com/examplepost.msk
といった URL を作ることで「この記事をモレスキンに貼る」という機能をブログに追加することが出来ます。記事だけでなく、コンタクトやイベント情報であっても同じようにして自動的にモレスキンにフィットする PDF を作れるというのが楽しいです。
MSK は現時点ではちょっと使いやすいのか使いにくいのかわからないツールですが、とった写真を短い文章とともに入力してシールに印刷し、手帳を写真日記みたいにするのには便利かもしれません。
いざ、アナログに逆行!