ラッキー! 運を引き寄せる7つのマインドセット
7 Ways to Make Your Own Good Luck : Pick the Brain
この三週間というもの、海外に飛び回ったり、その合間にたいへんな出来事があったりと激動の日々を送っていますが、非常に悪いことがあったあとでも「最悪の結果にならなくて運が良かったなあ…」と自分を納得させたりしています。
人によっては運なんてものは存在しないとか、サイコロの目のように自分ではどうしようもできないものだという人もいるかもしれません。しかし、ふだんから物事がうまくいく確率をあげることができれば、その人はある意味「運がいい」と言えるのではないでしょうか。
Pick your Brain でそうした運を味方につける方法が紹介されていましたので、例によって意訳でご紹介します。
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いつも冒険をこころがける:心の安心領域にとどまっている限り、なにも失わないかもしれませんが、何も得ることはありません。失敗がとんでもない破滅をもたらすなら別ですが、失敗しても立ち直れるくらいのリスクならむしろとり続けた方が運が向いてきます
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他人を信頼する:たいてい運を運んでくれるのは周囲の他の人です。家族、友人、同僚を信頼することで運を呼び込む確率が高まります。
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自分の長所でいつも勝負する:過去の経験から自分は何が得意で何が苦手なのか、ある程度はわかるでしょう。苦手な箇所はあとで補強することも可能ですが、勝負はいつも長所で戦うように心がけると、確率的にも成功の可能性は高くなります。
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もらう以上に与える:強運をもった人を引き寄せたいなら、アイディアや仕事を他人に出し惜しみしないほうが良いといえます。アイディアを盗まれないかと思うかもしれませんが、アイディアは天下の回りもの、与えた分だけ他人からもらえるものでもあるのです。
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いつもコンディションに気をつける:スポーツ選手だって、疲れて眠たいときに競技をしたりはしないものです。自分の仕事や勝負の時にあわせて体調と心も意識的に整えておくことで、逆境の時でも乗り切ることができる運を呼び込めます。逆に憂鬱な顔をして体の調子も悪いと、運は逃げてゆくでしょう。
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コミュニケーション能力を養う:他人とのコミュニケーション能力が低いと、せっかくのチャンスも逃しますし、コミュニケーション不足から生じるいろんな災難に見舞われます。言葉の使い方、相手の話を聞く能力などは常に磨いておくべきでしょう。
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基本に忠実に:会計士が靴屋になれないのと同じように、自分の仕事に対して他人が期待する最低限の基本に常に忠実であるべきです。基本に忠実だと自然と信頼が生まれ、それにともない他人から運も呼び込めるでしょう
なるほど、これを読んでいると運というのは呼び込むものなのだなと思います。あと、運はひとりでに生じるものではなくて、他人からやってくるものだというのも前向きで良いです。
自分が運を呼び込むために意識的にやっている方法に、何があっても「運がいい」と口にするのがあります。よいことがあったときにはもちろんですが、一見悪いことがあったときでも「こいつはひどい…でも最悪の状態にならなくて運が良かった」と言うようにしています。今のところ、この台詞が言えなくなるほどの最悪の出来事に出会ってはいませんが、その事実がすでにして「運がいい」わけです。
面白いのはこの台詞、最初は自分一人で言っていたのに、それが次第に周囲の人にも伝わって「mehori さんって運がいいですよね」といわれるようになったことです。
実際は山あり谷ありの人生なわけですが、悪い時期を軽く乗り越えて、良い時期を本当に感謝するためにも、こうした運を呼び込む方法は使えます。
この一週間朝から晩まで研修だらけでしたが、昨日はやっと解放されて、ケンブリッジで最も古い大学の大聖堂に行くことができました。聖歌隊が練習していたので大聖堂の一部に入れませんでしたが、その代わりにアーチの天井に反響して降り注ぐすばらしい音楽に酔いしれることができました。「ラッキー!」というわけです。