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作業用ヘッドホンとして最高なMEZE 99 Classicsヘッドフォン

ウォールナット材のイヤーカップの高級感と、付けた際の心地よさのバランスの良さ


そのヘッドホン、一日8時間つけていても大丈夫ですか?

職場ではほぼ常時、そして自宅でもパソコンに向かっている時間はほとんどヘッドホンをつけてSpotifyで曲から曲へと渡り歩く生活をしている私にとって、ヘッドホンを選ぶポイントは「音質」と「長時間使用時の快適さ」です。

これまで自宅ではゼンハイザーのMomemtum on-earヘッドホンを使用していましたが、こちらは耳への圧力が大きくてなかなか長時間というわけにはいきません。職場ではSONYのモニタリングヘッドホンとして有名なMDR-CD900STを何年も使っていますが、モニタリングというだけあって音は明瞭でも味はいまいちたりません。

そうしたわけもあって、もうひとつの選択肢はないものだろうかと思っていたところ、テックウインド株式会社よりMEZE Audioの「MEZE 99 Classics」ヘッドホンをサンプリングでいただく機会がありました。

結論からいうと、私のこれからの8時間作業のお供はこれで決定です!

MEZE 99 Classics Walnut Goldの香り

こちらがMEZE 99 Classics、Walnut Goldタイプの外観です。非常に高級感のある、木製のイヤーカップと、それをヘッドバンドとつなぐしなやかなワイヤー、そしてそれを一体化するゴールドの金属部分。

非常にシンプルな作りなのですが、どことなく年代物のような、クラッシックな雰囲気を醸し出しています。

もっとも目を引くのはこちら。クルミ材から一つ一つ削り出しているためにどれ一つ同じ模様になっていない、個性のあるイヤーカップのエンクロージャー部分です。

実際、新品の99 Classicをはじめてかぶったときにはふわりと木材の香りがするほどで、一つ一つが手で仕上げ加工されているというのが納得できます。

おそらくこうした生産工程からやってきているものでもあると思いますが、99 Classicのおもしろい構造がこちら。両方のケーブルがヘッドホンから着脱可能になっています。

ヘッドホン自体に右と左の向きはありませんので、ケーブルを任意の側に挿してR/Lに気をつけて装着します。

ケーブル本体は、ケブラーで包まれたOFC(無酸素銅)ケーブルになっており、リモコンがついていて、スマートフォンなどでも利用できます。

また、とても嬉しいのが付属品。デフォルトで1.2mのヘッドホンケーブルと、3.0mのケーブルの2種類、6.3mm変換ジャック、航空機用のデュアルプラグがついてきます。

この3.0mのヘッドホンケーブルというのが特に重宝します。椅子の上でどのような体勢をとっても余裕のあるケーブル長で、しかも着脱可能というのは、私のような長時間利用者にはありがたいことこの上ありません。

空間と雰囲気を感じさせる音質と、快適さ

さて、MEZE 99 Classicを装着してこの2週間で100時間ほどは使用してみました。ええ、一日8時間以上着けていた日も数日あります。

限られた時間のなかでの印象ではあるものの、私がこのヘッドホンを表現するのに選びたいのは「空間のある」音響だという言葉です。

フォームが仕込まれているPUレザー製のイヤーパッドは耳を完全に覆い尽くした上で、さらに耳たぶがどこにも触れて程度には内部に空間があります。この、耳に負担をかけない密閉空間のなかで本当に音が広がりをもって感じられるのです。

ふだんモニタリングヘッドホンなどを使っていると差がわかりやすいですが、音質的には中低音をパンチの効いた濃厚な音に再現し、高温も鮮やかに負けないように表現します。

たとえば私はふだんトランス音楽のように低音のビートの重厚感と高温の疾走感の絡み合った音楽をよく聞きますが、MEZE 99 Classicsはその魅力を多いに引き出してくれます。少し広めのホールで演奏しているような伸びやかさが音に乗ってくれるのです。

この特色はクラシックや、ポップ、ヒップホップのようなジャンルを効くときにも独特な効果をもちます。低音は深すぎずパンチを繰り出し、音がボケてしまうほどではない適度な広がりが、臨場感を与えてくれます。こういうのが好みの人は多いだろうなあと思います。

天才的なヘッドバンドの機構

MEZE 99 Classicの快適さのもう一つの秘密は、イヤーカップ部分とバンドをつないでいる機構にあります。

ヘッドバンドとこの金色のアタッチ部分が伸縮自在のテープでつながっており、装着するだけで自動的にアジャストメントを行なってくれます。

これ、最初は気づかないのですが、どのようにして頭に心地よくフィットしているのかと調べてみて初めてこの仕組みを発見して嬉しくなるというタイプの機能です。さりげなく、すごいことをしているのです。

旅行用にはこちらのケースを利用できます。このなかにヘッドホンとケーブルとアタッチメントをすべて入れておくことができます。

よくあるのは、ケース側にポケットがあってそこにアタッチメントを保管するタイプなのですが、99 Classicは個別のポーチがあります。ここに他の小物を入れることができるのも、旅行などのときにはありがたいです。

これだけ高級感があり、装着時の快適さと、納得の性能がある MEZE 99 Classicsですが、Amazon で現時点の価格が28686円と、3万円以下のというのも非常におすすめなポイントです。

実はこのレビューを書くために、海外の 99 Classics のレビューも多数調べたのですが、私の印象と同じように感じている人が多いだけではなく、2016年の発売以来欧米のブログで口コミでじわじわと広がっている様子も観測されて、なるほどと思ったのでした。

これだけ長く装着して良いものというのは、店で一瞬だけ着けた人ではなく、実際に使った人々を通して口コミされてゆくので拡散速度は遅いのですが、その広がりは確実なのです。

というわけで、私もファンになってしまいました。作業用のヘッドフォンで予算と音質のバランスを求めるならば、ぜひ検討してみてください。

MEZE(メゼ) 99 Classics Walnut Gold 木製イヤーカップ ウォルナットゴールド 密閉型ヘッドホン M99C-WG

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著者について

堀 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。