iPadを立てることのできるソフトケース付きのZAGG flex

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iPad をそのままノートパソコンのようにしてしまう ZAGG folio に夢中になっていたのもつかの間、新しい iPad に機種変更したら若干厚みが増した影響でケースに収まらなくなってしまいました。

しかしそこで、ZAGG から登場したもう一つの iPad ケース、ZAGG flex をモニターで使用させていただけることになって、その使い勝手をしばらく試していました。folio と違ってキーボードと、それを立てかけるためのケースからできているところは以前紹介した Logicool TK600 に似ています。

しかし違うのはそのコンパクトな横幅で、これならば「撮れるカメラバッグ」にも入ります。

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キーボードをケースでくるんだところ。ソフトな材質で作られていて、さわると温もりがある感じです。

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このキーボードの一つの特色は iOS / Android の両方に対応している点で、背面のこちらのスイッチで切り替えることができます。

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ZAGG folio でとても気に入ったファンクションボタンもちゃんと存在します。ホーム、カット、ペーストといった動作はここから呼び出せます。

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カーソルキーも、英語・日本語切り替えに利用する言語キーも存在します。その左にあるのは、Android でのみ機能する undo ボタンです。この undo の配置だけが利用頻度の高いスペースと言語キーの間にあって iPad では多少不便に感じます。せめて別のキーに割り当てできるとよいのですが。

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さて、ケースの方に移ると、これがキーボードから外した様子です。真ん中部分に長方形に折りたためるスリットが入っています。

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立ち上げるとこうなります。方向に最初迷いそうになりますが、ZAGG の字が正面に読めるように置くのが正解です。

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iPad を乗せたところがこちら。角度の調整はききませんが、安定感はあります。立てる箇所はiPad でちょうど良いように細く作られていますが、ソフトカバーなのである程度厚みのある Android タブレットでも置くことは可能です。とりあえず、手元にあった GALAXY Tab は問題なくおけました。

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実際に iPad を前において作業をしている様子。別に配置はこうでなくても、iPad をパソコンの左において、キーボードは前にということも可能ですので、サブディスプレイ感覚で利用する際に使えます。

さまざまなキーボードを使ってきましたが、この ZAGG のキータッチは好みの部類に入ります。一方で左右が短くなった分だけ若干 Logicool TK600 よりも打ちづらくなっています。

この二つの間でどちらかを選ぶとしたなら、iPad をこうした形で利用する時間が長いか短いかで決めるのがよいでしょう。長ければ Logicool、ブログ記事1本分を各程度の時間なら ZAGG flex の機動力は魅力的です。

さて、あとは新しい iPad のためにリニューアルされた ZAGG folio を買うか否かですが、さすがに多すぎですね…。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。