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[Habit1] 自由な意志で行動するための7つの方法


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月曜日は「第一の習慣」の日です。ここでは「主体性を発揮する」ために日常に導入することのできるテクニックについて紹介していきます (Update: おっと。出先からの更新に失敗してました。火曜日にアップ)。

フランクリン・コヴィーの「7つの習慣」では、主体的な行動をするためには Self Awareness 「自覚」、Imagination 「想像力」、Conscience 「良心」、Independent Will 「自由意志」の4つを意識する必要があると説いています。今日は自由意志という話です。

Independent will の訳語が「自由意志」というのはちょっと語弊があります。というのは Independent には「自立した」という意味もあって、「自由」とはちょっとずれているからです。

この自立というのがちょっとやっかいです。飲み屋で上司の不満をこぼすとき、私たちは「自由に」発言してはいるかもしれませんが、アンチ上司という枠組みに陥っているだけで、ひょっとすると「自立した」考えではない可能性があります。

だからといって自立した意志は他人と違うことをすることでもありません。みんなと同じ意見を持っていても、それが自分の真心からでたものなら、それは自分の意志です。

ときおり立ち止まってみて、自分で自分の個性や考えを引き出す訓練をしてみると、思わぬ自分の才能を発見できたりします 。以下に紹介するのはそんな7つのハックです。ペンをご用意ください。

1. 「私は__することを選びます」

「__であるにもかかわらず、私は__することを選びます」と言い換えてもいいでしょう。
今すぐ、この文章を10回書いて、空欄を埋めてみてください。最初は思考が縛られていますので4,5個が出たところで止まってしまったりしますが、どんなにくだらなく見えることでもいいのでまずは埋めてみることをおすすめします。

書かれたことに普段から時間を割り振っていますか?

2. 「私は__することを避けます」

1 の逆ですが、ふだんからできればやめたいと思っていることを書きます。これは際限なく出てくることもありますので、ほどほどにして、今の生活でとにかく変えたいと思っていることをリストします。

次に、自分にどうにもできないことと、自分で変えられる点とに分けて考えてみます。悪い生活習慣や、日頃のストレスには外からやってくるものと、自分の中から出てくるものの2種類がありますが、後者は戦略的にハックできる可能性が高いものです。

2 のリストで書いたことを、1 のリストで書いたことのどれと交換してみたいですか?

3. 時間をファイヤーウォールする

今すぐ赤ペンを持って、休日のまとまった時間を区切ってみてください。4-5 時間はあるといいでしょう。そこに「遊び」あるいは「自分だけの時間」という風に名前をつけてみます。仕事をするように、その時間に向けて計画を立てるのもいいでしょう。

「自分だけの時間をもつのは大事だ」と我々はよく耳にしますが、放っておいてもそんな時間は訪れません。穴が開いた財布のように時間が消えてゆき、残った少ない時間だけを自分に割り当てていることになるだけです。

あなたは今週何時間働いていますか? その10分の1だけでも、自分とのアポをとってはいかがでしょう?

4. よりよい答えを考えてみる

上司の文句をいうのは仕事人の常かもしれませんが、愚痴で終わってはいないでしょうか。こうしたことを続けていると、アンチ思考がクセになってしまい、自由な発想ではなく、逆センスで縛られた形に束縛されてしまいます。

「問題に対する完璧な答えなんてない。よりよい答えがあるだけ」この考えに基づいて、10分ほど脳を絞り、相手よりさらに一枚上の思考ができないか考える訓練をしてみます。思わぬ答えがでる場合もありますし、割合相手の言ってることが一番現実的だと納得がいく場合もあります。後者であっても、それは自分の頭脳で考えた上での納得ですので、従いやすくなります。

あなただったらどうしますか?

5. マイプレイスを作る

カフェ、レストラン、ホテルや公園でもいいですし、趣味で通っているジムやクラブやお店でもいいです。周囲の人の知らない自分だけの場所を開拓してみます。

そういう逃げ場所があると、自分は強いられて職場につながれているわけではない。私は自分の意志でここにいるのだ、という考え方にリアリティが湧いてきます。

いつでも立ち寄れるマイプレイスを5,6カ所開拓して、職場を包囲してしまったという人の話を聞いたことがあります。彼は砂漠の中にオアシスを探すのではなく、オアシスの中に職場という小さな砂漠があるのです、と言ってました。

あなたの隠れ家はどこにありますか? 地図に丸をつけてみてください。

6. ユビキタス・キャプチャーを行う

自立した自由な発想や、アイディアが出てくる量は、それをどれだけ記録しておけるかに比例しているような気がします。ここでやはり使えるのは、「手帳に全てを記録していく」という習慣です。

自分が考えていることを手帳にすべて書いていくと、アイディアの出し惜しみがなくなります。それは手帳がすべてを覚えていてくれるという安心があるからです。

また、不思議とノートやワープロよりも手帳の方がアイディアの幅が広がる傾向があるみたいに思います。手帳という制限のある空間に書く方が、かえって大きな白紙を埋める場合よりも創意工夫が入るのかもしれません。いつでも持ち運んでいますので、「あとでメモしておこう」と思いつつも忘れてしまうということが少なくなります。

呼び水として、あなたの手帳に、いま行きたい場所、いまやりたいこと、いま会いたい人を、10ずつ書いてみてはいかがでしょう?

7. マントラを唱える

抑圧的で、自由な意見をゆるさない状況や職場は多いですが、それでも頭の中で考えていることまで支配することはできません。自信が揺らぐとき、そのことを力強い言葉で自分に言い聞かせるのは非常に効果があります。

ロビン・シャーマの「3週間続ければ一生が変わる」の中で「マントラを唱える」という項があります。マントラというのは日本語で言う「真言」、つまりは「仏の言葉」という意味になりますが、長い年月を越えた言葉にはそれだけの力があります。

こうしたマントラを目で追うだけでなく、手で写し取ってみてください。声に出して口にしてみてください。印刷して見える場所に張ってみてください。そのほうがこれらの言葉はより効果的に威力を発揮します。いくつか例を書いてみます。

  • 何人からも自由意志は盗むことができない (ストア派の哲学者エピクテートスの言葉)
  • 誰も君に自由を与えられない。誰も君に平等と正義を与えることはできない。人間なら、君よそれを奪い取れ。(マルコムX)
  • 人の意見にあわせて生きるのは容易いことだ。自分だけで孤高に生きるのも。しかし偉大な人は群衆のなかにあって完璧な和やかさで自立を保てる (エマーソン)

あなたの座右の銘、元気の出るマントラはなんでしょう?

著者について

堀 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。