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計測できるペン、instruMMents 01 は形状をシェアするデバイス



昨年ご紹介した、スマートフォンと連動した物差しになるペン、instruMMents 01 が、クラウドファンディングに成功して、現物がさっそく送付されてきました。

このペンについてはその後明らかになった情報で、内部に組み込まれたジャイロによって簡易の3Dスキャナになることがわかっているので、今後のアップデートが楽しみなのですが、まずはペンとしての性能と、その計測の様子についてみてみましょう。

満足のゆくペンから始まる、スマートデバイス

この手の「ペンでもあり、◯◯でもある」というデジタルデバイスはそもそものペンの部分が不十分で使う気がなくなることが多いのですが、以前も書いたとおり instruMMents 01 はペンとして、持っている喜びある仕上がりになっています。

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この MM のロゴのあるあたりに重心があるのがもっていて心地よく、ペンをもつ指先は軽く感じるようにできています。

開発者に会ってお話を聞いた際に、最も苦労したのは機能的な部分ではなく、ペンとしてバランスがよくなるように機械の部分の小型化とバランスを見いだすところだったと言っていたのがわかる気がします。

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回転すると出て来るペン部分も妥協していません。ペンとしてふだんから使えるようでなければ、デバイスとしても利用してもらえないからです。

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書き味は高級ボールペンにも遜色なく、手帳やカードでのインクの乗りも十分です。あまり細かい字は書けませんが、ふだんのメモとりには十分でした。

実際の計測の様子はこのようになります。ロゴが上にくるようにもつと、レーザーガイドがちょうど下にやってくるようにできています。精度は 0.1 mm 単位のきめ細かい測定ができるのと、行き過ぎたらゆるやかに戻すことでちゃんと数字が戻るようにできています。

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アプリ側では、数回にわけて測るたびに「幅」「高さ」といったように寸法が記録されます。この部分はタップすることで「周」「径」といった名称に変えることもできます。

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最終的に、できた寸法に写真やメモを追加し、名前をつけて保存することも、シェアすることもできます。

測定単位はもちろん変えられるのと、1cm を 5マイル換算でといったようにスケールを設定することも可能です。これが地図などで距離を測るのにとても便利です。

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実は付いてきた説明書には電池切れを起こした際の交換方法が書かれていなかったのですが、今後 instruMMents のオンラインストアで、ボタン電池を内蔵したこの小型電池パッケージが取り扱われるはずなのだそうです。

注目の 3D スキャン機能は今後アプリのアップデートで提供される予定なので、まだ機能としては今後さらに追加される予定というのがまた、このデバイスの楽しみな点です。日本向けの機能追加についてもさまざまに提案してありますので、今後取り入れられるのを期待しています。

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今回わたしが出資して使っているのは 01+Penなのですが、その後、長さを測定する部分だけがストラップになった 01Go も発表されているようです。これはこれで試してみたいですね…。

現在 Indie GoGo の出資は完了しているようですが、まだ注文はできるみたいですので、気になるかたは試してみてください。

(情報開示:この記事を書くにあたってInstrumments Zero 1の開発者らとお会いしてプロトタイプを触り、日本での展開にむけてアドバイスをしていますが、現時点では私はあくまで応援する立場で、実際に出資して今回レビューしています)

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著者について

堀 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。