GeoPeekerで世界の他の場所からサイトがどのようにみえるかをテストする

最近、サーバーを移行したり、DNSの設定を更新した際にその影響がどこまで浸透しているのかをチェックしたいということがありました。

知識と環境があれば nslookup コマンドなどを使えばよいのですが、コマンド一つでサイトが世界の別の場所からどのように見えているのかをテストできれば話が早いこともあります。そのとき利用しているのが GeoPeeker というサービスです。

使い方は単純で、フォームにドメインを入力して「Go」をクリックするだけです。

geopeeker2.jpg

無料ユーザーの場合、シンガポール、ブラジル、アメリカ・バージニア州とカリフォルニア州、アイルランド、オーストラリアの6ヶ所から読み込みが始まります。

geopeeker3.jpg

このとおり、どのように表示されているかがサムネイルで表示されます。DNSの設定をした場合、国内よりも海外のほうが早く見えていることがありますので、これでうまくいったなと視覚的に確認ができます。

サーバーが落ちているかどうかを調べるだけなら、Down for everyone or just me? が一発ですみますが、こちらはみためもわかります。

無料ユーザーはこの6ヶ所と解像度で固定ですが、有料ユーザーの場合は日本を含むさらに多くの国から確認を行い、さらにモバイルをふくめた解像度のチェックを行うことができます。とはいっても、あまり利用頻度は高くないので、月額課金ではなくて都度課金があるといいのですが…。

日本で紹介している人がいなかったようなので、さらりと記事にしておきました。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。