11/26「知的生産の技術とセンス」出版記念セミナー、東京編おこないます!
先日、大阪でご好評いただきましたイベント「元祖ライフハック=「知的生産の技術」とセンスを磨いて情報発信の達人になるには?」の東京編を、11月26日(火)にデジタルハリウッド大学大学院・駿河台キャンパスで行います。
大阪では、知的生産について語らせたら右に出るもののいないブログR-Styleの倉下さんをお迎えして開催しました。
東京で開催とイベントでのゲストは二人。おひとかたは私が尊敬するブログ「情報考学」の管理人であり書評家、そしてデータセクション株式会社取締役会長の橋本大也さん。
そしてもうひとかたは、noteとcakesの株式会社ピースオブケイク代表取締役であり、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海氏)、『ゼロ』(堀江貴文氏)の編集者としても有名な加藤貞顕さんです。
ゲストの豪華さに負けそうですが、自分が話すよりも、私が一番聞きたい話をまるごと聞く時間になりそうです。### 橋本大也さんにききたいこと
私がブログを始めようかどうかと悶々としていたころ、すでに橋本大也さんは有名な「情報考学」を書いておられ、テレビでブログが話題になったときに紹介されたのを生でみていた記憶があります。
「情報考学」というブログは当時の私には衝撃でした。書評というともう少し肩肘をはったものののように思っていたのに、大也さんの書評は真面目で真摯な文体のなかに、やはり大也さんらしい「声」があって、やはりブログでなければ実現できないことをやっていたのです。
読み応えのある書評の数々のなかに、「え、そこで終わり?」と突き放した記事や「そこを掘り下げるか…」と驚く記事も散りばめられている。かと思うとウェブサービスの紹介や映画の話題、なんでもあります。
そうして読んでいるうちに、やがて著者本人が好きになってファンとなってゆく、そうしたブログを通した知的生産のモデルをみたのがここだったわけです。
当日ぜひ聞きたいと思うのは、ブログを知的生産の場として考えておられるかという点、それを続ける勇気(継続する力の源と、どこから書評を書き続ける自信が生まれるのか)について、そしてこれからの知的生産者にむけた心がまえの部分です。
加藤貞顕さんにききたいこと
加藤貞顕さんにお聞きしたいことには2面性があります。それは加藤さんが書籍やcakesを編集する立場であり、noteというサービスを通してクリエイターを支援するという、クリエイターを創造するクリエイターであるという立場の2重性からきています。
それが知的生産でいうところの情報を編集する input と、情報を発信する output に対応しているのはいうまでもありません。きっと、cakesをやっていくうちに、noteが誕生し、noteを通してcakesにつながる世界があるわけですが、それについてぜひうかがいたいと思うのです。
また、noteにはすでに多くのクリエイターが、特にこれまでブログなどでも represent されることが少なかった、イラストレーター、漫画家といった人々にも活動や発表の場を与えています。
noteのもっている新しいコンテンツ流通の可能性が、すでにデータ上からも見え始めている頃なのでは? それを可能な範囲でうかがえると、きっと来場のみなさんにも多くのヒントに成るのではないかと思います。
11月26日、まずは登録を!
というわけで、大好きなお二人をお迎えしてイベントができるというだけでとても楽しみで、おそろしいほど緊張しているのですが、なんとか面白い会にできるように頑張りたいと思います! 私の発表内容も大阪のものから変えていきますので。
というわけで、お時間のある方はどうぞお越しください。
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2014年11月26日(水)19:30-21:00(開場:19:15)
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堀正岳氏、まつもとあつし氏、橋本大也氏、加藤貞顕氏
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デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス
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費用:無料(登録制)
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