「ドラゴンスピーチ11」ブロガーミーティングのお知らせ。音声認識でブログ執筆を効率化!

先日告知した5月27日のEvernoteのイベントの次の日になってしまうのですが、5月28日(水)に音声認識ソフトウェア「ドラゴンスピーチ11」のブロガーイベントに登壇する予定です。

「ドラゴンスピーチ」はWindowsのソフトですので、ふだんOSXを利用している私が声をかけていただいた理由はきっとただ1つ、ブログの下書きに音声認識をよく使っているからです。ええ、この記事の下書きも音声認識で書いています。

最近家庭の事情もあってひどい時間不足になっていますので、例えば駐車場から自宅に帰るまでのたった5分の時間、あるいは運転中に赤信号で止まっているたった1分間の時間も、下書きのために活性化したいときに音声認識は強い味方になります。

イベントでは音声認識を使ってブログの下書きをするときの認識率の精度や、ドラゴンスピーチに特化した話題をご紹介する予定です。

イベントページの下のほうに、実は「イベントに参加された方にはなんと『ドラゴンスピーチ11』をプレゼント致します」と書いてある太っ腹なこのイベント、応募締め切りは週明け19日までで、30人の抽選とのことですので、興味のあるかたはどうぞ。### 音声認識で長文を書く際のコツ

当日、実際に声の調子などを紹介しながらとなりますが、音声認識を使ってブログの下書きを作る場合にいくつかのコツがあります。

  1. とにかくゆっくり、ゆっくり: すばやく話すと、考えている箇所よりも先に進んでしまって言葉を言い淀んでしまったり、どもってしまったりする原因になります。これが一気に認識率を下げる傾向に

  2. 登録、登録: よく用いる専門用語、固有名詞はとにかく登録しておきます。ドラゴンスピーチの場合、トレーニングとボキャブラリーの登録が充実していますので、使えば使うほど自分のものになります

  3. とにかく文章の構造だけでも: 完璧な原稿を最初からつくろうとするよりも、文章の構造や、最も言いたい部分だけを音声認識で入力しておきます。認識率の悪い、修正の必要のある文章でも、なにもないところから書くよりもハードルは低くなります

当日はじゃあゆっくりってどのくらいなの? ソフトのトレーニングってどうやるのか? といった部分を実地でお見せする予定です。

認識中は他の人の音が入ってはいけないので、ゴルフ場じゃありませんが「Quiet Please」のサインでも作って持って行こうかと検討中のこのイベント、ちょっと普段とは違って面白い空気になるかもしれませんね。

p.s.

ところでメーカー非奨励で、CPUがシングルコアしか使えず遅くなりがちなのですが、ドラゴンスピーチ11は Parallels Desktop 上で動作している Windows 上でも一応動作します。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。