アソシエ2013年3月号「ビジネス洋書”先取り”ガイド」今月の洋書は “The Power of Habit”
朝にパンを食べること、出勤に使う道、電車で選ぶ席、本屋で必ず立ち止まる棚。私達が意識的に行なっているとおもっている行動の大半が、実は自動化した習慣だったとしたら?
発刊から少し時間がたってしまいましたが、今月の日経ビジネスアソシエの連載「ビジネス洋書先取りガイド」は、チャールズ・ドゥヒグさんの “The Power of Habit” です。
海の向こうではかなり話題になっていた本書、そろそろ翻訳されてもいいころだと思うのですが、どうなのでしょう?本書のもっとも強いメッセージは、普段われわれが意識的に行なっていると思っている行動の大半が実は習慣であり、習得され、自動化された行動だという最近の研究成果です。
意識的に選んでいると思っている食事や行動でも、実は何度か繰り返すうちに習慣化し、それだけ判断に伴うストレスが軽減した行動だというのはよくよく考えると納得できます。
本書はストーリーテリングも魅力的ですので、連載のほうではそれを助けるための読書方法についても触れています。もし書店でみかけたらどうぞお手にとってみてください。
ところで本書はまさにこのブログのテーマにピタリと合っていますので今後何回かにわけて紹介したいと思います。習慣の真実、その作り方、習慣で人生を、組織を変える方法。
習慣という人生の土台をみつめれば、その上で自由に踊ることも可能になります。そのノウハウについて、本書では学べます。
■ 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 03月号 [雑誌]
■ The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business