本業が多忙になってきているので今年の手帳はフランクリン・プランナーにした

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すでに確定している情報の多くは iPhone で捉えることができますが、常に動いている毎日の動き、タスク、一週間の時間の使い方といったものを管理するのには紙の手帳がむいています。

今年の上半期は本業の仕事が多岐にわたってさまざまな締め切りをもったプロジェクトが同時進行することがわかっているので、すべてを頭のなかで整理することがわかっていますので今年は紙の手帳を重視することにしました。

モレスキンのデイリープランナー、ほぼ日手帳、普通の手帳、どれにしようかとひとしきり悩んだ結果、選んだのは数年ぶりのフランクリン・プランナーでした。

でもちょっと変化をこめて今回選んだのは B6 版のとじ手帳オーガナイザーです。このオーガナイザーならではメリットがあるからです。### 追加リフィル不要の充実したページ

フランクリン・プランナーというと、スティーブン・コヴィーの「7つの習慣 」を下地にしたプランナーで、価値観に根ざしたミッションを作成し、役割を意識して毎日のタスクや作業を明らかにしてゆくという考え方を踏襲しています。

「7つの習慣」を読んでいる人にはもちろん役に立ちますが、読んでいない人にとってもタスク部分やプランナー部分のフォーマットがしっかりしていますので機能的に使えます。非常に多くの仕事や活動が錯綜していて混乱した状況に対して一定のフォーマットを与えることで対抗したいという人に向いているのではないでしょうか。

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とじ手帳型のオーガナイザーは、よく利用されるバインダー式のシステム手帳ではなく、むしろ「ほぼ日手帳」的な一冊の本になっているタイプの作りをしています。

これでちゃんと1日に対して1ページがあって、それぞれのページにタスク欄、スケジュール欄、Q2「重要・非緊急」欄、メモなどがついています。

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スケジュール部分は朝7時から夜9時までになっていて、夜に仕事をすることが多い私にはちょっと使いにくい部分もあるのですが、これは主に本業洋なのでよしとします。

ちなみにフランクリン・プランナーのシステム手帳用のリフィルもこの夜の終了時間がそれぞれ違うので購入する際は注意が必要です。

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さて、このオーガナイザー独自のメリットは本来個別に買う必要のあったリフィルがすでにまとめて入っている点です。たとえばこちらは目標・ゴールプランニング欄。

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こちらは月間支出管理のページ。こうしたページが必要十分なくらいそろっています。

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こちらはプロジェクトプランナー部分。こうしたフォーマットがすでにあって埋めるだけで頭が整理されてゆくところが楽です。

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プランニングのために利用できるページも複数あります。たとえばこちらは月間マスタータスクリスト。その月にやるつもりの一覧表をとにかく頭から書き写します。

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月間スケジュール表で期日に合わせたプランニングもできます。

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そしてフランクリン・プランナーの特徴である一週間コンパスはしおりの形で添付されていますので、使う人は馴染みの使い方を踏襲できるはずです。

リングバインダー式のシステム手帳だとデイリーでせいぜい2ヶ月分のリフィルが入るだけですが、これだと一冊の本に1年間のすべてが収まります。

逆にプロジェクトプランナーなどのページを使い尽くすと、追加する方法はありませんのでそこにはまた別の工夫が必要です。

印象として非常に多くの計画を矛盾なく管理しなければいけない人むけの手帳になっていますが、この手軽さはこれまでリングバインダーはちょっと…とおもっていた人には魅力ではないでしょうか。

今年の手帳をまだ決めていないという方はぜひ LOFT などで展示を触ってみてください。

B6オーガナイザー1日1ページクロスステッチ【レッドステッチ】<2013年1月から2013年12月> [オフィス用品]

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。