iPhone で「あ、このページを Pocket に入れたい」というときに使える技

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膨大な RSS から「あとでしっかり読む」記事を一時的に保存する場所としてすっかり Pocket (旧 Read it Later)が定着してしまいました。

Pocket に記事を入れるには Chrome の拡張機能を使ったり、Reeder などといったアプリの Pocket 連携を使うのが普通ですが、iPhone 上でいま読んでいるウェブページを入れたい!という場合があります。

それを一発でおこなう近道があったので覚え書き的にエントリーにしておきます。### URL をコピーして Pocket を起動

書いてしまうとたった一行ですむのですが、こうしたときにはそのウェブページの URL をコピーしてクリップボードに入れた状態で Pocket アプリを起動します。

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すると Pocket がクリップボード内の URL に気づいて追加するかどうかをきいてきます。これは便利!

ブックマークレットを使う方法もありますが、設定や使用上の面倒が少ないのでこちらのほうがいいですね。

Pocket の ifttt も設定しておこう

話のついでですが、Pocket を多用する人なら、ifttt で「Google Reader でスターをつけたら Pocket に入れておく」というフローを設定しておくと、どんなRSS リーダーアプリを使用していてもスターを付けるだけで Pocket への流れを作り出せるのでやはり手間がなくなります。

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これで私の頭は Google Reader を流している間は「何か読むもの、ブログに書くものはあるかな」という「選びとり」のモードに集中して、Pocket に向かっているときは「これは記事にするか、それとも Evernote に格納して今後の肥やしにするか」という状態に集中できます。

Pocket にかぎらずフローをストックに変える変換を行う瞬間には、こうした「思考の変換」が伴うはずですからツールがそれに最適な機能を提供してくれると嬉しいですね。

というわけで Pocket を使っている人限定の一発ネタですが、使っていない人もぜひこの機会にどうぞ。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。