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セミプロブロガーの憂鬱:#02 忙しくてもブログを更新したいあなたへ



Time

時間、時間、時間。忙しいブロガーにとって最大の敵はいつだって時間です。

本業をもっていて、さらにブログを書いている人にとって、ブログを書くための時間つくる作業には独特なものがあります。本業から帰ってきて就寝前に執筆するのか、早起きをして執筆するのか。子供がいる人は家族との時間をどうするかといった問題です。

これを解決するための普遍的な方法はないと思いますが、ある種の習慣化で楽に感じられるようにすることだったらできます。

毎週木曜日の連載「セミプロブロガーの憂鬱」の第二回は、私がブログ執筆時間を作り出すために実践している注意点を紹介して、話題の種にしたいと思います。時間管理、まずは前編です。

日常の軸に「執筆」をおく

本業から帰ってきて、疲れた身体を休めて夕食をとり、家族との時間や入浴をすませたあと、残った時間を何に使いますか?

もしブログの更新を定期的に行いたいと考えているなら、日常の空き時間は「執筆」を軸足としなければ空き時間を確保することは絶望的です。

もしブログ執筆が、テレビをみて、ゲームをして、ソーシャルメディアをチェックして、といったルーティンの後にくる場合には、更新頻度はそれだけ下がってしまいます。

たとえ一週間に一回更新するつもりのブログの場合でも、どの曜日のどの時間帯に時間を確保するかを意識しておかなければ、どうしても執筆は後回しになってしまうのです。

私の場合、なるべく毎日の更新を目指しているので、ブログはテレビやゲームといった娯楽のすべてに対して優先されます

私は日本語を書いているときがとても満たされる時間なのでこうした優先順位はあまり苦になりませんが、ここまでストイックにすべてをブログ中心にするのはちょっと…という人は更新頻度や記事の長さで調整することになるでしょう。

家族の了解は大切

ここで注意したいのは、ブログは本業ではないのですから、家族がいる人の場合は、執筆に充てる時間は家族との時間をある程度犠牲にすることでもあることです。

私の場合は子供を寝かしつけて、家内といくらかしゃべってその日が「終わった」感じがするまではブログの執筆を開始しません。ここを減らすことは、本末転倒になってしまうからです。

「さあ、仕事するかな」この一言が我が家では私がこれからブログを書こうとしている合図になっています。

「ゲイリーの稼ぎ方」のゲイリー・ヴェイナーチャックは、「家族とともに過ごして、それから午前2時までの時間で世界にショックを与える仕事をすることは可能だ」と講演で言っていたことがありますが、私もこの意見に賛成です。

時間に制約を加えると、急にその時間の使い方が濃密になるのです。

空き時間はテーマを選ぶ

ところで、すべての空き時間をブログに割り振ったとしても、何本も何本もブログをかけるほど空き時間はありません。するとここで、面白いことがおきます。割り当てることができる空き時間は、記事のテーマもある程度決めてしまうのです。

たとえばこのブログでは最初期にライフハック関連の最新ニュースを追いかけようと挑戦したことがありますが、ニュースはそれを専門で追うサイトがありますので、とてもではありませんがすべてのニュースを追うことは無理だということにすぐに気づきました。

iPhone 5 の話題をニュースサイトと同様に追いかけようとしても、量、質ともに専門サイトを付加価値で越えることは難しいので、同じ話題で記事を書くことは無意味となります。

また、ニュースは数日後には意味をなくすことが多くあります。iPhoneの製品発表をいくら追っても、来週にはその情報は当たり前のものになっていて、苦労してブログにした意味はほとんどなくなるのです。

毎日1時間、1記事しか書く時間がないなら、数日後に価値を喪失するフロー的な話題よりも、時間がたっても価値の目減りが少ないストック的なテーマに集中する方がやりがいがうまれるわけです。

この話題はいずれテーマの選び方で再訪することになると思います。

構想と執筆を分離する

しかし空き時間が1時間しかないとして、パソコンに向かって流れるように文章を書ける人はまれでしょう。

そこで使えるテクニックとして、ブログ記事の構想を行う時間と、執筆時間を分離してしまうという手です。

例えばこの記事については「テーマ」「見出し」「落としどころ」といった項目だけを通勤時間にあらかじめ考えてありますので、実際に執筆する際にはその骨組みに沿うことで時間を大きく節約できます。

同じことはネタ探しと執筆にもいえます。移動時間にRSSをチェックして、テーマを決めておけば、自宅でブログを書くときにはすぐに書き出せるようになります。

音声認識は友達

構想がなかなかできない場合でも、白い画面に向かって書き出せないでいるよりも、頭のなかで考えていることを一気にはき出してから推敲してしまう方が楽です。

ここでよく利用する手が、車で帰宅するときの車中時間を利用して音声認識でブログの下書きをしてしまうというやり方です。

私はこれにブログ執筆アプリ「するぷろ」を利用していて、車のなかでかなりの量の下書きをあらかじめ行うことができています。

たとえ漢字変換が変でも、多少脈絡があっていなくても、修正する素材としての下書きがある方が実際の執筆は楽にすむのです。

落としどころなく書き始めるのは危険

文章執筆に慣れてきたなら、間合いというのか、書いている文章がどこに着地したがっているのかを感覚的に把握できます。

しかしこうした方向感がない場合は、明確に「ここまで書いたら終わり」という終了点を決めてから書かないと、今度は記事の終わり部分がいつまでたっても逃げ水のように遠ざかってしまいます。

また、落としどころがない文章は、記事を投稿できない理由のトップといってもよいでしょうから、苦労して書いてもお蔵入りになる可能性が高くなります。

時間をわりあてたのはいいですが、投稿ボタンを押さずに作業が終わることがないようにするのが肝心です。

ブログ中心の生活

とりとめもなく書きましたが、構想と執筆の分離も、音声認識の利用も、すべての空き時間をブログの執筆に当てようという、「ブログ中心の生活」という考え方から生まれています

これはブログだけに当てはまるわけではありませんが、帰宅後の時間を、何を中心に使いたいかと決めるだけで膨大な集中力を注ぎ込むことができるのです。

後半は具体的に家族がいる場合、24時間の過ごし方といった部分について紹介したいと思います。

また来週!

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カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
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著者について

堀 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。

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