Gihyo.jp の連載「アナログツールでライフハック」

いつでもどこでもHipster PDA | Gihyo.jp

アナログツールの話題が続きますが、「シリアル・ポップな日々」の akizukidさんの連載「アナログツールでライフハック」の第二回 「いつでもどこでも Hipster PDA」が Gijyo.jp に掲載されていて Hipster PDA の基本についてまとめられています。

カードとクリップさえあれば、Hipster PDA は誰にでも作れますけれが、「サイズは5x3 インチじゃなきゃいけないの?」とか「罫線付きのカードはどう使うの?」などといった実践的なところについて書いてくれている記事は存外少なかった気がします。たとえば以下の部分:

情報カードの大きさについて,43 Foldersのオリジナルでは5×3インチ(日本では125mm×75mm)を使うようですが,たとえば名刺サイズ(91mm×55mm)でもいいかと 思います。筆者は最初名刺サイズの情報カードを使っていましたが,スペースがさすがに小さいと感じて5×3サイズに変えました。名刺サイズの利点として は,グッズが充実しているところでしょうか。日頃使っている名刺入れに忍ばせておくことなどが可能です。 これを読んで、「そうそう、名刺だとタスクが書ききれないんだよ!」「でも収納ケースは名刺の方が圧倒的に多いんだよなあ」と共感する事しきりでした。写真のみで文中では説明がありませんが、コクヨ・シカー30のカードを Hipster PDA に利用する場合、方眼になっている裏面を使うほうが便利なんですよね。なんだか自分もいつか通った道なので、非常にわかります。

このような Hipster PDA の作りかた、持ち運び方、書き込み方などについて、この連載では非常に実践的に書かれているのでおすすめです。紙面からアナログツールに対する愛情がひしひしと伝わってきます。

ちなみに私も Hipster PDA 用にはコクヨのシカー30に、最近は Life J888 のカードの二種類を愛用しています。こういうマニアックな話をいつかオフ会などでできるといいなあ。

連載はこれから当ブログでも一押しの Moleskine 手帳、そしてトラベラーズノートに向かって進んでゆくそうです。アナログツールファンの方はぜひ RSS 登録を。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。