「ライフハック・ジャーナル」再開と、Pixiv Fanbox開設

しばらく休止していました、読む・書く・考える人のためのSubstackニュースレター、「ライフハック・ジャーナル」を再開しました。

再開第一回はちょっと落ち着いた話題ということで、「ライフハック大全 プリンシプルズ」にも通ずる哲学とテクニックの整理について書きましたが、おそらく次回からもう少し濃い感じの内容に移ってゆくと思います。

今の時代、ブログの記事がアップデートされたときに読者がそれを発見するのはツイッターでのつぶやきか、マニアックな人の場合はRSSといった形がほとんどだと思いますが、ニュースレターにはメールの受信箱に手紙のような親密さで届くという良さがあります。

とはいえ、仕事のメールの処理などで皆さんお忙しいと思いますので、もしよければSubstack公式アプリなどを使って、落ち着いた環境で読んでいただければと思います。

Pixiv Fanboxで支援プラン開設

Lifehacking.jp はしばらく前から読者の視認性を悪くするだけでなく、行動のトラッキングを行う広告の類を使用しない運用をしています。

noteで定期購読マガジンを開設している間は、そこで皆さんから頂いた支援で活動を続けていたのですが、いつまでたってもnoteにエクスポートが整備されず、ユーザーとのコミュニケーションにおいても信頼のおけないサービスになってしまいましたので、当初の予定では「ライフハック・ジャーナル」をSubstackに移行して、そこの有料課金機能を使うつもりでした。

しかし開始から2年経っても、Substackでは日本円での決済ができないので、ユーザー視点でみるとちょっと不安 / 不便な部分があります。

これはどうしたものかと考えていたのですが、ブログもニュースレターもそのタイミングで大切だと思っていることを書いているのですから、片方だけを Paywall の向こう側に置くのはなんだか違うという気持ちが強くなってきて、全て無料で行うことに決めました。

その代わりといってはなんですが、Pixiv Fanboxで、当ブログを含む mehori の活動を支援するプランを追加して、わたしの知的生活・知的生産の現場からの近況をそちらでお伝えすることにしました。

プランは3種ありますが、いただいたコーヒの種類によってわたしの目の覚め方が変わるだけで、内容はどれも同じになっています。

週に1、2回をめどにFanboxの方むけに限定投稿を行う予定ですが、おそらく見逃してしまうこともあると思いますので、そこへのリンクをニュースレターと、ブログの余白欄に掲載させていただくつもりです。

これはわたしがいつも購読している Marginalian (旧 Brain Pickings)の真似で、欧米だからこそ安定する運営方法ですが、日本でもそろそろこれは可能なのではないかという予測でやっています。

今後、Substackで日本円が使えるようになったりといった仕様が変わるようでしたら、またその時は考えたいと思いますが、ひとまずはこの形で。

いつもLifehacking.jp やわたしの活動を、時代の移り変わりともに支援し寄り添ってくださる皆さんに感謝を。これからも面白いことがいろいろ待っていますよ。

Happy Lifehacking!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。