ScanSnap iX1500プロファイルあれこれ (1) 書籍をスキャンする場合
タッチパネルで設定をボタン化し、ScanSnap Homeでより高度な文書整理ができるようになったScanSnap iX1500ですが、だいぶ日常的に使えるようになってきました。
ただ、これまでの機種を利用していたかたには新しい部分がわかりにくく、買い換えるべきか判断できないという人もいるかと思います。
そこでこれから不定期で利用しているiX1500の設定プロファイルを基本的なものからマニアックなものまで紹介する連載を始めます。まず最初は、基本である書籍の電子化をしたい場合の設定です。
検索可能にして、空白ページを飛ばさない
書籍をスキャンする場合は、カラーモードを白黒ではなく、グレーにすることによって階調が表現されるようにしておきます。ですので、設定は
- カラーモード: グレー
- 読み取り: 両面
- 画質:任意(わたしはスーパーファイン)
にしています。ScanSnap Home のプロファイル画面だとこのようになります。
細かい設定として詳細設定の部分で向きを回転しないようにし、白紙ページは削除しないようにしておきます。というのも、白紙が消えるとページの左右などといった書籍の流れが変わってしまうからです。
画像にはありませんが、ファイルはPDFで検索可能にしておきます。
ここまでは、これまでの ScanSnap Home 以前の設定と同じだと思いますが、整理の手法として「タグ」の設定が追加できます。これを「書籍」「自炊」などといったようにしておくことで、すべての書籍をタグで一覧することができるようになります。
これで一番基本のボタン、書籍スキャンができました。このプロファイルをコピーして、カラーモードを「カラー」にしておくことで雑誌のスキャンもできるでしょう。
さて、ここから次回以降はScanSnap Cloudや、自動判別などを使う例も紹介したいと思います。