モレスキン・スマートライティングセットがWindows 10と直接連携可能に
モレスキンのデジタルノートブック、「スマートライティングセット」は iOS デバイス、あるいは Android デバイスに手書きのノートをデジタル化して送信するという製品です。
その「スマートライティングセット」が、スマートフォンだけでなく、Windows 10 に直接連携するようになると報じられています。
手書きノートのデジタル化は、いつも持ち歩いているデバイスに送信するというパターンが多いのでスマートフォンとの連携がまずフィーチャーされるのですが、本当にそれをすぐに利用するという使い方をするひとにとっては、ノートからスマートフォン、スマートフォンからパソコンへと2段階のステップを踏む必要があります。
そこで、スマートライティングセットがWindows 10と直接連携することで、Windows 10のノートの機能、たとえばグラフや図を直接PowerPoint、Wordといったアプリに挿入する機能が利用可能になります。
ただし、Surface などで利用する場合が想定されているようですが、Surface 自身のペンスタイラスと、モレスキン・スマートライティングセットの専用ペンが機能的に重複しているようですし、Surface の画面に直接書けるという部分とも競合しているようにもみえます。
おそらくこのセットアップが便利なのは、どうしても紙でノートをとる必要がある人が、シームレスにその作業結果をパソコンに送るためのものなのでしょう。
スマートライティングセット自身が日本だと28000円以上と、かなり高めですが、ペンはもちやすいですし、デジタル化の質はこの手の製品の中ではトップクラスといってよいので、アナログ・デジタルの変換を好まれる方はチェックしてみてください。