ScanSnapタッチ&トライ・イベントでアンバサダーに就任しました!
PFU様のご招待で、ScanSnap 「ScanSnap SV600」タッチ&トライ Meetingに参加してきました。
目玉はもちろん先日発表されて話題になった ScanSnap SV600 です。見た目が印象的で、動作も単純ですからうっかり触らずとも「わかったつもり」になってしまう本機ですが、やはりタッチしてみないとわからないことがいろいろありました。
また、このイベントでScanSnapアンバサダーにも任命していただくという出来事がありました。
「ドキュメント」スキャナーではないかも?
SV600 はこれまで「ドキュメント」スキャナーで知名度をあげてきた ScanSnap のイメージを大きく押し広げるものです。
というのも、いままでScanSnapといえばA4用紙やはがき、名刺といった定形のものを高速にデジタル化する目的で使われてきた流れがあったわけです。
それに対して今回のSV600は「定形」という部分を外し、さらに「高速」という部分も犠牲にして、そのかわりにスキャンできるものの可能性を広げたわけです。もう「ドキュメント」スキャナーというのでは足りないかもしれません。
会場でも本や新聞記事、名刺と普通のものをスキャンしたあとは、「ちょっと立体的なペンや持ち物をスキャンしたらどうだろう? 顔や指をいれたらどうなるのか? と遊ぶ光景がみられました。これ、いままでの ScanSnap にはない光景です。
この点についてトークセッションで登壇したみたいもん!のいしたにまさきさんと文具王こと高畑正幸さんがとても明快に語っていたのが印象的でした。
つまり SV600 は印刷という技術がなかった世界に登場した印刷機のように、それが何を引き起こすのかはまだ未知数のデバイスだということです。
いしたにさんから紹介があった話題に、印刷機が誕生してすぐに本があふれたというよりも、家具のパターンなどのような手軽な複製物への扉が開き、家具職人のあり方が変化したというのがあったのですが、これに似ています。
「何をスキャンできるのか?」が広げられ、「どこに置いて使うのだろうか?」「オフィス? 店舗? 図書館? 学校?」という未知数の部分があるからこそ、今後どのように広がるかが楽しみです。
ただそこには1つだけ問題が。
ScanSnap アンバサダーに就任しました
SV600 は実際にさわってみないとわからない部分があるのに、発売されても店頭でなかなか置いているところをみることはないかもしれません。ここにギャップがあるんですね。
そこで今回 PFU からお誘いをうけ、私のほか十数人のかたが「ScanSnapアンバサダー」に就任して、広めるお手伝いをすることになりました。そうそうたるメンバーが! ん? どこぞのアンバサダーと重なりが多い気が(笑)。
SV600 発表後はイベント用に機材を借りるなどしてご紹介することも可能かと思いますので、どこかでみなさんにも触っていただければとおもいます。とにかくかわいいので触って欲しいのです!
もちろん SV600 以外の今後の展開についてもご紹介するお手伝いする機会もあるかと思います。
アンバサダー就任の挨拶でも話したのですが、私たちは常に大事なことを忘れてしまう存在です。そして一見矛盾しているようですが、忘れたりなくしたりしないためにノートに書いたり、Evernoteに保存したり、デジタル化をして情報を「外部化」「抽象化」しようと試みます。
ScanSnapは、その最前線にいるんですよね。デジタルとアナログの界面は、私達と私達の記憶の界面でもあるわけで、私にとっては今回のアンバサダー就任は単にある会社のある製品をプッシュするという以上に、自分の追い求めるテーマにとって重要だと思ってます。
いつかのタイミングで、この SV600 をかついでイベントができればなとおもいます。しばしお待ちを!