時間を区切って集中するポモドーロ法で一日をすごすためのアプリ、Promodoro
子供の頃から時間を区切って勉強をする習慣をみにつけてきた人も多いと思いますが、これを仕事術の言葉で言い直すと「ポモドーロ・メソッド」などといったりします。
冗談はさておき、ポモドーロ・メソッドのいいところは、根を詰めて仕事をするのではなくて、集中力が続く時間で区切って計画的に休みをいれることで結果的に長い時間生産性の高い状態を維持することにあります。
ポモドーロ・メソッドを実践するにはタイマーが一つあれば十分ですが、自動的にタイマーを再度かけてくれたり、進捗を表示してくれる形で支援してくれるアプリも便利です。これまで iPhone で利用できるアプリには Pomodoro Pro などがありましたが、より安く、美しい UI の Promodoro というアプリがありましたので紹介します。
タスクリスト + タイマー = Promodoro
Promodoro は簡単なタイマー部分があり、スタートするとデフォルトでは25分単位でカウントダウンを行なってくれます。これが一つの「ポモドーロ」で、この感はひとつの仕事に没頭することで集中して仕事を片づけます。
一つのポモドーロが終了すると5分の休憩タイマーが開始しますので、必ず休みます。ここで調子にのって作業を続けてしまうと、集中力が早く枯渇して燃え尽きてしまいます。アプリは4つのポモドーロに一回、長めの休息をいれるようになっていますので、こうしてペースを作れます。
Promodoro は実際に通過したポモドーロの数を通算することができます。そしてタイマーは停止させない限り延々と続きますので、一日をずっとポモドーロ・メソッドのなかで過ごす人にはとても便利です。
こなすことができたポモドーロの数なども集計され、統計が表示されるのも、自分の調子を可視化して休む必要があるかといった判断をつけられます。
ポモドーロの長さ、休息の長さ、カウントダウン終了後にアラームを鳴らすかといった設定をこまかくつけることもできます。
また Promodoro の特徴として簡易なタスクリストもついています。こちらに集中したいタスクを入力して、ちらちらとみながらポモドーロをするのでもよいでしょう。
欠点として、このタスクがタイマーと連動していないので、なんだか浮いているというのがあります。どうせなら、タスクに対してどのくらいの長さのポモドーロを割り当てたてたいか設定できるようにして、自在にペースをつくれるといいのですが。
また、ポモドーロ進行中にiPhoneがスリープしない設定もほしいと思いました。充電ドックに立てたまま、ずっとタイマーを横目に見ながら作業を進めるには、そのほうが便利だからです。
しかしPromodoroは85円という値段に対して十分の機能をもっているといえます。最近ちょっと仕事のしかたがだれているのでここはタイマーで仕事を管理したいという人にぜひおすすめです。
via: Promodoro for iPhone Is a Simple, Flexible Pomodoro Timer that Tracks Your Productivity | Lifehacker