Instagramからデータを移行するためのサービス5つ
iPhone上で人気を誇り、先日Android版も公開した写真共有アプリInstagramがFacebookによって買収されると発表を行いました。
FacebookとしてはInstagramの機能だけでなく、アクティブなユーザーもすべて取り込むことも目指しているのだと思いますが、過去に Facebook が Beluga も FriendFeed も買収して葬ってきたことを考えるとユーザーとしては不安にならざるを得ません。
Instagram の写真をすべて Flickr などに送信していた人は別として、写真をサービスから引き出したいと考えている人は Mashable のこの記事を参考にしてデータをバックアップするのがよいでしょう。
Instaport
Instaport は名前の通り Instagram のデータをダウンロードするためのサービスです。Instagramアカウントと連携してクリックするだけの手軽なつくりをしています。
Copygram
Copygramはバックアップよりも、Instagramのようなサービスに対するウェブインターフェースとして開発されています。機能の一部分に自分、あるいは人の写真のダウンロードが含まれています。
InstaDesk
Instagramのデータがサービスの人質になっていることが嫌だというなら、iPhotoのようなアプリがあって手元にもデータのコピーがあれば問題解決という人もいるかもしれません。こうした場合は、InstaDeskのようなデスクトップクライアントを使うことができます。他にも Carouselといったアプリも利用できます。
SocialFolders
SocialFoldersはウェブサービスにとってのDropboxのような存在で、Evernote やInstagramのデータを同期することが可能になります。
データを外にバックアップしつつ今後を注視したい場合
とりあえずの発表では、FacebookはInstagramの機能をマージさせるつもりはないとしています。とりあえずは今後撮影するすべての写真を自動的にバックアップしつつ推移を見守りたいという対応もあり得るでしょう。
その場合は ifttt のようなサービスを利用して写真を Flickr、Dropbox、Evernoteに自動的に保存しておけば、アプリ側で送信を忘れた場合でも安心です。
Instagram についてはサービス開始時にこうした記事も書いていて好きなサービスだっただけにちょっと先行きが不安ですが、ひとまずデータだけは万全にしておこうかと思います。
でも Instagram の本当の価値はフォローしたり、されたりしているネットワークに存在していますので、FacebookがこれをFriendFeed みたいに台無しにしないことを祈りたいです…。