時計といっしょに一日を記録する Watch Diary

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記録されないものは常に忘れ去られます。常にです。

忘れてもよいこともたくさんありますが、私のように偏執的に忘れることを恐れている人にとっては Evernote やモレスキン手帳などを駆使して大切な思い出はとっておくことは、すでに習慣を通り越して呼吸をするように自然なことなのです。

記録には常に「いつ」「どこで」「何をしていた・何を思った」という3軸がありますが、そのうちの2軸を見事にとらえた日記帳がいつも愛読している DesignWorks で、紹介されていました

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日記の真ん中が繰り抜かれていて、その周囲に対してメモを取ることができます。時計はちゃんと機能していますので、その短針を基準にして書きこむわけですね。

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一日は24時間ですので2周分書き込めるわけですが、裏ページを活用したり、活動時間を 9 - 21時と定義して書きこむなどすれば問題なさそうですね。こ、これ…ほしい!

似たコンセプトのものに、土橋さんの時計式 ToDo 管理メモがありますが、こちらが付箋で好きなところに貼りつける機動性があるのに対して、このWatchDiaryは日記帳の機能として時計が組み込まれています。この手帳を一歩踏み越えた感じがいいですね。

制作は connectdesign という、韓国のサイトのようです。理想の 24時間を構築するためのライフログ用に一冊購入して使ってみるのもいいかもしれません。

via. 一日の出来事を細かくまとまられる日記帳「Watch Diary」 | DesignWorks

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。