帰ってきたONEDARI BOYSイベント無事開催!私のぐぬぬを3枚のスライドで伝える

先日から告知していました、「帰ってきたONEDARI BOYS」イベント、無事開催しました。

本当にお客様は来てくださるのだろうか? スライドは作れるだろうか? と少し不安でしたが、蓋をひらいてみれば満員の大盛況で、プレゼンも会心のできとなりました。

さて、こちらのプレゼン用のスライドなのですが、きっと当日の空気のなかでしか文脈を持ち得ないので、全体をシェアすることはやめておきます。しかしイベントの雰囲気を切り取ってくるために、3枚だけ紹介したいと思います。

それが ONEDARI BOYS という試みのもつ特徴を簡潔に言い表しているからです。

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一つ目のスライドは、いわゆるステマ的なブログマーケティングや、ステマではないものの興味のないものを紹介する仕組みに、ONEDARI BOYS のやりかたを対置させたものです。

一般に企業の側から多くの場合は一定の報酬のために記事を執筆するという形が多いでしょうけれども OEDARI BOYS の場合は「面白い」と思ったものを企業にお願いしているところが逆なのですね。

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二つ目のスライドは、企業からのお題に対して、それぞれのメンバーが自分の切り口で応えるというスタイルについてです。

こちらは今は昔の ScanSnap S1300 を ONEDARI した際の様子を観察していた結果なのですが、このときは Modern Syntax のモダシンさんが最速、ネタフルのコグレさんが詳細、みたいもん!のいしたにさんが最も深く考察して、ジェットダイスケさんが違うメディアから注目をあつめるという展開をみせています。

リーチも、味付けも、メディアも違う方法で、メンバー同士が互いをライバルにお題をこなすからこそ、多様性がうまれますし、企業サイドからみて意外な発見も誕生したということです。

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最後のスライドは、うまくハマったブログマーケティングの場合、企業の伝えたいことの中から、「面白い!」と思う発見をブロガーがおこない、その熱量が読者に伝染してユーザーの熱量を生み出し、それがまたブロガーに、企業サイドにフィードバックされるということを説明しています。

必ずこうなるというわけではありませんけど、本来のターゲティングされたマーケティングって、こうですよねえ。

ONEDARI BOYSではなかった私

プレゼンではよく「ONEDARI GREENは堀さんですよね?」と言われて困惑していた思いをぶちまけたのですが、私は当時この流れを名古屋からみていて、仕組みがわかるだけにぐぬぬとこらえていました。

今回の発表にありました通り、次は「ブログコモンズ」という新しいプロジェクトがスタートします。どんなことをするか、どんなところに行くか、ただいま検討中です。ぜひご期待ください!

われわれもオジさんになりましたが(笑)まだまだ面白いことしたいと思ってます! #onedari10

— コグレマサト/(^o^)\ (@kogure) 2016, 1月 29

さて、結局 ONEDARI BOYS にはなれないまま、プロジェクトは終了(!)ということが発表されたのですが、なにやら次の話も始まっています。

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ブログコモンズ? コモンズってそもそもなんだ? きっと語感がいいからという理由だけで決めたのではないかという疑いが濃厚なこちらですが、なにかおもしろいことをしていければと思います。

今回会場を提供してくださったトレタ様、ものすごい量の肉で全員のお腹をいっぱいにしてくださった豚組 様、また数々の品を届けてくださった協賛企業のみなさん、ありがとうございました! また個別にひろって記事にしていきたいと思います。

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堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。