最も古くからEvernoteを使っていたユーザーに、大きなサーバーアップグレードという朗報
あなたはいつ頃からEvernoteを使っていますか?
もし最初期のころから使っているユーザーなら、ひょっとすると体感できる変化がやってきているかもしれません。
Evernoteのサーバー群のなかでも最古のものが、このほど最新世代のものにリプレースされたという連絡がやってきました。### シャード番号をたしかめてみよう
Evernoteのサーバーは、一つの巨大なサーバー群にユーザーデータが格納されているわけではなく、「シャード」と呼ばれる単位で個別のサーバーが用意されています。
「シャード」というのは「破片」という意味ですが、それぞれ数万人分のデータを保持している、Evernoteのカケラというわけです。
このシャードは利用が広まるとともに番号が増えていきましたが、すべてのシャードが同じハードウェア構成ではないようです。詳しいことはわからないのですが、シャードによってはパフォーマンスに差があるということみたいです。
そこでこんな手紙が数日前に届きました。
どうも最初期のシャード、shard1 のハードウェアがまるごと交換になるということでした。このシャード番号はどのように調べるかというと、任意のノートについて共有リンクを取得してみます。
そのリンクをみてみて:
この s1 といった番号が、シャードの番号になります。私は見事にシャード1だったみたいですね。
メンテナンスは土曜日にすでに終了しており、特に問題はなにもなさそうです。
目に見えてパフォーマンスが格段に上がったということはないのですが、私のアカウントでは最近同期をした際に「同期を開始中」というメッセージが 30-60秒ほど出ていたのが、ほぼノーラグで同期させるようになりました。効果がでているのでしょうか?
一部で同期の信頼性などで批判記事があがっていたEvernote。こうした自分のデータの「重さ」につぶれることなく、進化を遂げることができるならば、きっとさらに一段と成長をすることができるのではないかと思います。逆に言えば、ここが正念場。
これからもさまざまな縁の下でのアップデートが待っているみたいですので、さりげなく向上してゆく使い勝手に期待したいと思います。