厳選写真を12枚!500円で超美麗カレンダーをつくれるTOLOT新サービス

誰もがデジタルカメラを使うようになって、写真の枚数は飛躍的に増えました。家族のアルバムに入っている写真の数は数十枚でも数百枚でもなく、万のオーダーで数えるものになったのです。

しかしその一方で、それだけの数の写真を本当に見返しているかというと、難しいものです。デジタルなら何万枚保存していても問題はありません。しかしそれを閲覧する画面の大きさ、見るためにかけられる時間は有限なのです。

そこで思い切ってこの写真を厳選して「この一年はどのような年だったのか」を表現することで、かえって楽しさを引き出すことができますが、それにぴったりなサービスがPC・スマートフォンから美しいフォトブックを作成するTOLOTから発表されています。

ブラウザから一瞬でつくれる卓上カレンダーです。### 1年を12枚の写真で表現する

先日このTOLOTの新サービスを体験するブロガーイベントに参加することができましたので、その様子をはさみつつ紹介したいと思います。

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こちらが東雲にあるTOLOTの新工場の看板。アートな感じですよね。実際、工場の2階はギャラリーになっているのだそうです。

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こちらがTOLOTのフォトブックやカレンダーを印刷するモンスタープリンターです。サーバーから入力された組版データを自動的に印刷するシステムが組まれています。

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さて、ブロガーイベントではおもいおもいに12枚の厳選写真をもちよってカレンダーを作成しました。参加者は20人ほどいましたが、それだけの人数がいてもさくさくと作業がすすむほどに手軽でした。

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こちらがTOLOTの新サービスであるカレンダーのトップページです。カレンダーについてはスマートフォンではなく、PC/Macで作成することになります。その様子を動画でご覧ください。本当に、ものの5分で終わっています。

送信されたデータはすぐにプリンターから印字され、印刷ミスがないかなどのクオリティチェックをへて裁断、梱包が行われます。

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こちらは印刷され、裁断される前の原稿。

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そうして届くのがこちら。ケースを折り畳めばカレンダー立てになりますが、少し不安定ですので自分でフォトスタンドにいれるのもよいかもしれません。

興奮する機械の数々

動画のなかでも話しましたが、写真の枚数をいかに絞ることができるかが価値を高めることでもあり、一つ一つは見返せない宝の山を、手のひらのかけがえのないアイテムに変換するプロセスでもあります。しぼればしぼるほど価値が上がり、また、一度デジタルにしたものをアナログに戻すことで得られる満足感も格別です。

家族への贈り物や、結婚式などでのアイテムとしても使えそうですね。

さて、TOLOTの印刷工場は非常に目を楽しませる機械だらけの場所でもありました。精度の高い機器も、最後は人間がチェックをおこない、梱包するなど、自動化しきれない場所があるのもいいですね。

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年末にむけてカレンダーを探している方は、ぜひこうして自分の写真でおこなうことができるパーソナリゼーションで楽しんでみてはいかがでしょうか。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。