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デビッド・アレンさん自身による、2分でわかるGTDの最初の一歩



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デビッド・アレンさんによる仕事術、Getting Things Done (GTD)というと、複雑なタスクリストやプロジェクトリストの管理という連想がつきまといますが、実際のところはその本質は簡単にまとめられます。

実のところ、たった2分で説明できるほどです。

GTD Times でデビッド・アレンさんが「2分で説明するGTD」というポッドキャストを公開していますので、英語のリスニングのついでにぜひ聞いてみてください。

GTDのシステム < 頭の外に出す

「まず最初にしなければいけないのは、頭からすべてを追い出すことだ」とデビッド・アレンさんは最初にいいます。「そのためには、あきらかにリストを書き出すためのなにかが必要だよね」

ここでいう「頭から追い出す」というのは「あれをするつもりだ」「あの仕事を進めておかないと」という気になっていることの全てで、それをいったん外に出すことができるならその格納先は紙であれ、OmniFocus であれ、なんでもいいのです。

ただ、このすべてを書き出すというプロセス自体が最初はとても膨大なことになりますので、最初だけは丸一日を用意して周囲にあるやりかけのすべてのこと、頭のなかを乱しているすべての出来事を書き出してゆくのがいいだろう、と彼はすすめます。

こうしてすべてが出せたなら、理想的にはあとは頭のなかに「あれをしないと」という考えが浮かぶたびにリストに加えてゆくだけで GTD は完全なのですが、それはたいてい無理なので、一定期間ごとにもう一度「すべてを書き出す」という状態を維持するための時間が必要、それが週次レビューというわけです。

面白いのは、アレンさんは「リストをどのようにつくらないといけない」とか「タスクとプロジェクトを明確にわけよう」といったことを最初にはいいません。

頭のそとに「やるべきこと」がすべてが書き出してあること、それを維持するためのレビュー。この二つがあればそれは GTD なのです。

子供が実践したGTDのもっとも単純な形

実のところ、ここまでの説明にアレンさんは最初の1分しかかけていません。残り1分はとある GTD 実践者が自分の子供に片付けを教えたときのエピソードを紹介しています。

その子に「片付けをしなさい」といっても、子供のことですからそのままできるわけがありません。しかし大きな箱を用意して、「全部をまずいったんこの中にいれよう。それから一つずつ取り出して、どこにいれるか考えるんだ」と教えたところ、いっぺんにコツを覚えたのだそうです。

この大きな箱は、いわゆる「インボックス」です。そしてそこにすべて「片付けたいと思っているもの」をいれることが週次レビューです。あとはそれを一つずつ取り出すこと、これがまさに GTD です。

GTD をあのダイアグラムから学んで、3分間ルール、プロジェクトリスト、コンテキスト、タスク管理システム、といった文脈で学んで失敗したという人はこの最も簡単な祖型からもう一度とらえなおしてみてください。

GTD には座って考える時間と、一枚の紙と鉛筆があれば、とりあえずは十分なのです。

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著者について

堀 E. 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。

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