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ただちにチェックしよう。ブログとソーシャルメディアの全方位バックアップ



Backup

「ふっかつのじゅもんがちがいます」「ぼうけんのしょはきえてしまいました」思えば子供の頃のこの言葉が、バックアップについて教えられた最初だったのかもしれません。

ファーストサーバーの大規模障害によって多くの企業や自治体のデータが消えているというニュースが報じられていますが、もちろんこれはちいさな個人サイトであっても無関係な話ではありません。

たとえばこのブログのデータがいま消えてしまったなら、私は過去5年にわたる記事にかけた時間を失うだけでなく、将来にわたって残るはずだった自分のネット上の足跡もすべて失うことになります。

また、ソーシャルメディアへの書き込みも、失ってしまうとまるで過去のすべての手紙を失うみたいに手痛いものがあります。

手元の写真やファイルはもちろんですが、ブログなどといったネット越しに存在するデータも定期的に、なるべく自動的にバックアップしておくのは、生きるか死ぬかの真剣な問題なのです。

過去に紹介してきたバックアップの方法と、いくつか新しいものも含めてまとめておこうと思います。

3・2・1バックアップを徹底する

以前「「3-2-1 ルール」でデータを完璧にバックアップする」という記事で紹介した方法は、手元の写真などのファイルにも、サーバー上のデータにも当てはまります。3-2-1ルールというのは:

321

のことです。2種類というのはハードディスクとDVDといったようなメディアの違い、バックアップ方法の違いということでもよいでしょう。

また、オフサイトのバックアップというのは、自宅のファイルならコピーを実家や職場に、サーバー上のデータなら別サーバーか手元に、という具合に場所を変えることです。火災や天災を考えると、日本と海外の2カ所に置いておくのが最も安全という考え方もあるかもしれません。

自動のオフサイトバックアップを利用する

先ほどの記事では mozy を紹介していましたが、その後価格改定などがあってお得感が少なくなったので現在自宅の iMac は Backblaze で常にスナップショットをバックアップしています。

Backblazeは小さな常駐プログラムをインストールしておけば常に自動的にデータがバックアップされるサービスです。

ハードディスクの容量次第では初回のバックアップが1、2週間かかることもありますが、それもバックグラウンドで気づかないうちに行われますし、初回バックアップが終わってからは常に差分がアップロードされていきます。

興味のあるかたはこちらから登録いただけますと、私にちょっとだけ紹介料が入ってとてもうれしいです(笑)。

Backblaze

ソーシャルメディア・バックアップも存在する

以前、Gmailの大規模障害の際に紹介した backupify は Gmail やツイッターなどのウェブサービス、ソーシャルメディアなどもリアルタイムにバックアップしてくれるサービスです。

1年ほど利用してみた感想として、必ずしもバックアップされたデータを復元しやすくはないというところがひっかかりますが、せめてデータが失われないというだけでも大きな安心だったりします。

Backupify

クラウドサービス自体がバックアップ

もちろん、クラウドサービスを使うこと自体が一つのバックアップとなっている場合もあります。

たとえば Evernote は同期されているノートブックに関しては手元のクライアントのデータと、Evernoteのサーバー、さらにEvernoteのバックアップサーバーでデータが何重にもなっていますので、安心といえるでしょう。職場と自宅でEvernoteを利用しているならなおさらです。

写真を手元で保存しているけれども、Eye-Fiを使って自動で Flickrにアップロードしているひとはそれだけで安心があります。同じことは Dropbox についてもいえますね。

SNSのデータをエクスポートする

一時期に比べて、FacebookやGoogleといったSNSもユーザーが自分自身のデータをエクスポートするための手段を整備するようになっていますので、これらのデータエクスポート機能を利用すれば定期的に FacebookやGoogle+の書き込みを保存できます。

Facebookについては、「アカウント情報」を開いて「データをダウンロード」を利用します。

Facebook

Google+やPicasaについては、Googleアカウントから、データエクスポートのリンクを開けます。

Google

WordPressユーザーはプラグインか、Vaultpressを使う

WordPressブログをバックアップする方法は多数ありますが、プラグインを利用する方法が最も手軽です。すでに詳しい解説をされているブログがあるので参考にしましょう。

同様におすすめなプラグインとして、WordPress Backup to Dropbox(WPB2D) も存在します。BackWPupがDropbox 以外のサービスへのアップロードに対応しているのに対して、WPB2DはDropboxのみですが、OAuthを使って連携するのでDropbox のパスワードをブログのデータベース側にストアしなくてよい(万が一ブログの脆弱性を突かれた場合にも、Dropboxに波及しない)という利点があります。

Wpb2d

WordPressのデータベース、ファイル、プラグインさえもすべてリアルタイムにバックアップしてくれるサービスも存在します。以前紹介した、Vaultpressです。

Vaultpressはリアルタイムでサイトのバックアップをとるだけでなく、上位プランではセキュリティスキャンや、データ移行のコンサルティングもしてくれます。なにより、Wordpress.comを提供しているAutomatticのサービスであるところが安心感を与えてくれます(たぶん…)。

でも結局、最初の手間をかけるかが鍵

ここまでまとめましたが、どんなに便利な自動バックアップのサービスでも、まず最初にその設定を行うために一手間を惜しんでいてはいけません。

データやファイルが多すぎてどうしても面倒というなら、どのファイルは決して失ってはいけないかといったダメージコントロールをしたうえで、せめて最重要ファイルをバックアップするようにしてみてもいいかもしれません。

私も過去に何度かバックアップで痛い目にあってきたので、もうあの失敗の苦い味をなめたくはありません。この機会に、自分のブログと大切なファイルももう一度チェックしてみようと思います。


著者について

堀 E. 正岳

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ、Lifehacking.jp 管理人として、仕事術、ライフハック、テクノロジー、文具、ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、ライフ×メモ 、Climate+を運営しています。

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