iPhone/iPadでCarrier IQのプライバシー問題が気になる人は診断情報の自動送信を切ろう

Android端末やiPhone/iPadにインストールされていて、ユーザーが端末を操作している情報を送信することができるとされているCarrier IQの問題が大きく取り上げられています。

iPhoneやiPadでも、Carrier IQがインストールされていることを、しかし現在では使用されておらず、今後のアップデートで消去予定であるとアップルも公表しています。

Carrier IQについては診断プログラムの一種で、悪意を持ったものではないという見方もありますし(参考)、キーロガーとしての機能はないという報告もありますが、とりあえず詳細が分かるまでは安全な側で過ごしたいというひともいるでしょう。

その場合、iPhone / iPad に関しては設定で診断情報の自動送信を切ることで、ひとまず情報が送信される可能性をつぶすことができます。

「設定」→「一般」→「情報」からたどって…。

設定1

一番下の「診断/使用状況」を選択します。

設定2

「送信しない」を選択します。

設定3

これだけです。

とはいえ、これらの診断情報はたとえば OmniFocus などといったアプリの同期エラーなどを自動的に送るためにも使用されていますので、切ったままが良いとも言えません。

早く正確な情報がわかるといいですね。

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。