この手は考えつかなかった。A4一枚をひっくり返して使う abrAsus「薄いメモ帳」

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いや、この手は考えつかなかった。

「保存するメモ帳」で A4 一枚を折りたたんでメモに使うアイディアを製品化した Super Classic から、今度は「薄いメモ帳」が登場しています。その使い方がちょっと意外で、いろいろ応用できそうです。

Super Classic様から一個レビュー用にご提供をいただきましたので、写真といっしょにご紹介します。### 薄いメモ帳のターゲット

薄いメモ帳は、メモを取るためだけにモレスキンやロディアでポケットをふくらませたくないと考えているタイプの人におすすめです。

手帳やメモ帳を使うと、同時にペンも持っていなければいけません。これがいちいち面倒なので携帯電話を利用するにしても、今度は自由な手書きのメモがとれないということが嫌だという場合、この「薄いメモ帳」にA4一枚をはさんでもちあるけばよいわけです。

メモしたあとは、用紙をスキャンして Evernote などに送ればいいわけなので、これは思考の手軽な一時保管場所というわけです。

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ひっくり返して使う

ところで前の「保存するメモ帳」だと、メモの向きに気をつかったりと言ったことがありましたが、今回の「薄いメモ帳」はひっくりかえして使うことでそれを乗り越えようとします。

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普通にA4を横方向から折って、折りたたんで「薄いメモ帳」にセットします。

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この向きが、最初の4ページというわけです。利用する際には、ページを見開き4ページ使っている感覚で開きます。さて、この4ページが使い終わると…。

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ひっくり返して。

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折り目を山谷逆に折りなおせば、5-7ページ目が出てくる、というわけです。

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開けばこの通り、上下は逆になったりしませんので、このままスキャンできます。なんのことかわからないかもしれませんが、そうか、折り目を変えるか…と思ってしまいました。

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この通りに使わなくても、実はロディアを数枚はさむといった使い方も時折しています。利用方法は人それぞれですね。

常にメモを持ち歩くにはどれだけ軽く作ればいいのだろうかという視点をもって作られた「薄いメモ帳」。ネックとなるのは革製品のためちょっと高めである点ですが、このおかげで立ったままでもメモをとれる強度が保たれています。

ちょっと自慢したい文具がほしいかたはどうぞ!

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。