iPad だけでブログの記事を書いてみた
とりあえず最初に書いておきましょう。このエントリーは完全に iPad を使って書きました。
ちょっとした経緯があって iPad を電子書籍のテスト機として使っているところなのですが、すでにこの美しい液晶、信じられない程のレスポンスの良さ、そしてそれが可能にする新しい時間の使い方に眩惑されているところです。
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タイプのしやすさについて: Mashable! をはじめとするいくつかの欧米のブログでは、キーボードは多少使いにくいという評価でしたが、日本語ではむしろ楽なのではないかと思います。日本語の場合、母音を叩いていることが多く、英語ほどたくさんのキーを利用することを必要としないせいかもしれません。予測変換の精度も非常に高いと感じました。
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画像などの埋め込みについて: たとえば Wordpress のアプリを使えば、iPad 上で一時的にコピーしておいた画像をページに貼りつけることは可能です(上の画像はそうしました)。複数の画像をはりつけたり、HTML などを編集するのはたしかに大変なので、Flickr のリンクをコピー&ペーストするのがベターかもしれません。
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Wordpress などの管理画面を操作できるか: これも iPhone でなんとかできていたものが iPad になると実に快適に操作できました。Wordpress アプリが不安定なので途中からはブラウザで書いていましたが、そちらの方がいくつもタブを開いて作業ができるので便利でした。
しかしなにより素晴らしいと感じたのは、机の前ですこし書き、続きは居間で書いて、仕上げはベッドの上でゆっくりと、という具合に手軽に持ち歩きながら作業をするのが当たり前に思えたという点です。
ノートパソコンだって十分携帯性に優れていると思っていましたが、iPad の比ではありません。
iPad が活性化する時間と場所
iPhone情報整理術 のなかで、iPhoneはちょっとした電車の待ち時間や、歩いている時間を情報インプットの時間に変えてしまうということを書きました。
iPad はこれに対して、机や、ノートパソコンの前という、堅苦しい場所からわたしたちを解放してくれます。たとえば他人にみせたい写真やウェブサイトがあるとして、ひとをコンピューターの前に連れてくるのではなく、コンピューターのほうを人にもって行くという、紙にはできた当たり前のことが実現したともいえそうです。
さて、とりあえず iPad でブログエントリーがかけるという証明ができたので、次は Evernote のような主要アプリの使い勝手について紹介したいと思います。