モレスキンから、あなたの情熱を受け止める「パッション」シリーズが登場

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モレスキン手帳は堅牢で使い勝手もよいですが、「読書ノート」や「健康メモ」にする場合に自分で体裁を作らなくてはいけないという部分がいままでネックでした。

そんな特別な用途のためのモレスキンが本日6種類発表されました。その名も「パッション」(情熱)シリーズ。あなたが情熱を抱いていることをキャプチャーしようというタイトルですね。

レシピ

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料理のための計量の情報や、食材についての情報ページにくわえ。前菜、メインディッシュ、などのテーマで分けられたメニューを書き留めるための手帳ページの構成になっています。これを埋めることができるなら、相当の腕前になるはず

ワイン

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赤、白、などワインの種類に分けられたテーマ、ワインの語彙などについて書かれた情報ページが含まれます。表紙も豪華。これは買ってしまいそう…。

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アルファベット順の目録で作る自分だけの読書ノートです。表紙に「響きと怒り」や「シッダールタ」のような海外の名作に並んで日本語で「海辺のカフカ」「キッチン」とか書いてありますね。

映画

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見た映画の批評をおこなうことができるノートブックです。情報ページには主立った映画祭のリストがあります。このノートのシールは特につかえそう。

音楽

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個人的にやらないといけないとずっと思っているのが音楽のノートです。クラシックは長年聴くことで耳を養わないといけないので、リサイタルなどで聴いた記憶をキャプチャーしておくのは重要です。このノート自体はむしろロックコンサートのメモなどにもつかえるような、一般的な体裁になっています。

健康

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実は一番つかえるのがこのノートブックかもしれません。タブには「運動」「食事」「インスピレーション」「目標」といったものが含まれており、自分の心と体の健康をキャプチャーできるようになっています。

まとめ

これらのうち、Evernote で情報をキャプチャーしているものも多くありますので、紙の手帳が必要かどうかはまだわからないのですが、たとえば出先で iPhone をいじくっているわけにいかないときのためにこうした手帳があるのはよいかもしれませんん。

まだ英語版のみですが、いずれ日本語訳も生まれるはず。日本だけの追加テーマなんかがあると良さそうですね。前から「習字」や「短歌・俳句」をキャプチャーするためのモレスキンとかあったらいいと思っていたのですがどうでしょう?

堀 E. 正岳(Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。