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頭脳と生活をクリアにする 11 の整理術

Tuesday, 14 July 2009 · by · Ubiquitous Capture, Unclutter

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Clutter という言葉はちょっと訳しにくいイメージをもっています。

語彙としては「散らかっている」「じゃまな物」という意味があります。箱に clutter を入れて振れば、きっとこの単語と同じ音を立てるでしょう。「クラッタ、クラッタ」つまりは雑然とした物の音です。

でも Clutter は頭の中にもあります。無駄な思考、つまらない繰り言、人生をコースから逸脱させる見えない敵です。

私はこの Clutter を減らすことをテーマにしたブログ、Unclutterer の愛読者ですが、その著者の一人 Erin が彼女が「頭脳」と「生活」全般を整理するためにモットーとしている 11 か条というものを紹介していました。

「整理」という視点から人生を語る記事というのはとても珍しかったので、ざっと訳してご紹介します。

  1. すべてをダウンサイズする
    持っているモノが少ないほど、それを整理したり、維持したり、心配することが必要なくなります。これは精神的なことにも当てはまりますが、実際の物だったらそれを忘れたり、浪費したり、アップデートすることもいらなくなります。「ミニマム」な状態は人それぞれですが、ミニマムを意識することが大切です。
  2. 物を探す時間が最低限になるように整理する
    机の周りが博物館のようになっている必要はありませんが、少なくとも「物を探す」ということがないようにまで整理する。これが時間節約のためにも非常に重要。
  3. 人生の雑事に対してすべてルーチンを組む
    掃除、選択、整理整頓、こういった「必ずやらなくてはいけない」雑事に対してルーチンを決めておき、それに従う。特に物に関しては、持っている物に対する「責任」として、整理整頓という形でそれをメンテナンスするべき。
  4. 最も重要なことに集中する
    当たり前のことですが「自分にとって重要なこと」に集中的に時間を投下することが基本。「自分にとって本当に重要なこと」であって「自分にとってこれが重要であるべきだ」と思い込んでいることではない、というのがトリッキーなところです。
  5. 人生は 100 歳まで生きたとしても短いことをいつも念頭に置くこと
    元記事の著者の座右の銘は「生をつかめ」だそうです。人生は「いつか」実現するものではなく、「今」生きていることそのもの。今やらなければ、明日という日はもう来ないかもしれないことをいつも思い起こさなくてはいけません。
  6. つまらないことは断る
    何かが自分にとって重要でないなら、それを断るクセをつける。ここで訓練の必要があるのは、嫌な人にならずに「いいえ」という技術。しかし多くの場合、正直に「こう思うのでできません」と真摯にいうだけでも、伝わることは多いし、相手に対して失礼がないのでダメージが少ないそうです。
  7. 「仕事」に喜びを見いだす
    働くことは「やりたいこと」の邪魔をしているのではなくて、それを可能にしてくれる「原資」を与えてくれると考える。なので仕事に少しでもいいので喜びを見いだせるように気をつける。
  8. 中毒を避ける。なぜならそれは人生を浪費するから
    たとえば著者は愛煙家だったそうですが、煙草にきえるお金、時間、労力を考えたら彼にとっては割に合わないという判断をすることができたそうです。同様に中毒といっていいほどにネガティブだったり、偏った人とのつきあいを避けることもここに含まれるそうです。
  9. 身の丈にあった生活を心がけ、老後・非常時・冒険のためのお金をとりわけておく
    クレジットカードを避け、予算の中で生活するように心がける。その上で、老後と、家電が壊れるなどの非常出費、そしてたまの旅行や冒険のために残しておく。
  10. リスクをとり、図々しく生きる
    楽器を新しく学びたいなら、とにかくそれを手にとって、周囲の人が顔をしかめるくらいにひどい練習を何ヶ月かしないことには上手にはなれない。「安全域」から一歩踏み出した行動をとらなくては新しい物は手に入らない。
  11. 睡眠に注意する
    メモを用意して、自分がどれだけの睡眠を必要としているのか把握しておくこと。毎日の睡眠を最適にしておかなくては、冷静さも、生産性も崩れてしまい、やるべきことに集中できない

「整理術」の基本、つまりは「物を減らす」「必要な物だけを周囲に置く」というルールだけから、これだけ人生の箴言が取り出せるというのは面白いですね。

あえて付け加えるなら…

一つだけ触れていない、非常に大事な点があるとするなら、それは「いつでも思考に忍び込む Clutter を書き出すこと」なのではないかと思います。

思考は常にはき出して、ある種のピリオドを打っておかないといつまでも壊れたレコードのように同じ場所を再生します。「あそこでこう言ってやれば良かった…」「あのときこうすれば…」「あの件がうまくいかなかったらどうしよう…」

こうした内的独白にメスをいれて、手帳にそれをはき出してしまうだけでも、思考の整理につながるのではないかと私は思っています。

この記事、言い換えるなら「散らかった部屋」「散らかった思考」というのは、実は散らかった人生なのだということだともいえます。

まずは目の前の散らかったロディア・メモ一枚、ここから拾い集めることにします。

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