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「iPhone + モレスキン」が最強のコンビであることについて

Tuesday, 9 June 2009 · 10 Comments · iphone, Moleskine


iphone-moleskine.jpg

Mac の開発者のためのカンファレンス WWDC で iPhone 3G-S が発表され、その速度について、新しいカメラとコンパスの機能について、新しい OS3.0 についてうわさ話が錯綜しているところです。

でも私にとっての興味はただ一つ、iPhone がどれだけ手帳に変わるものとして十分な機能と速度を身につけているのだろうか? という点です。

今朝 Twitter で「iPhone があれば手帳はいらないだろうか?」という疑問をつぶやいたところ、FriendFeed に数多くのコメントが寄せられました。

コメントはそれぞれとても面白いのですが、ざっと見渡してみると次のような意見に集約できる気がします。

  • iPhone にまかせるもの: スケジュール、タスク管理、メール管理は iPhone が得意で、そちらに任せる。また、PC / Mac の方であらかじめ入力されているリファレンスに対する情報端末として iPhone は不可欠
  • iPhone にまかせられないもの: イラスト、マインドマップ、アイディア出し、感性にかかわるもの、字体もふくめて筆触が重要なもの、気持ちのこもったものについては、iPhone は不十分。また電池という上限が依然としてあるので、紙ほど信頼できない。

PC を通して仕事をすることが多い以上、iPhone にまかせることが自然なものがたくさんある反面、「アイディア」「気持ち」「感性」といったものについては紙が手放せないという意見が多くてほっとしました。

わたしもシステム手帳を放り出して iPhone にすべてを預ける生活を始めたあたりから、かえってモレスキン手帳にキャプチャーされる情報が増えてきていることに気づいていました。

iPhone + モレスキンの役割分担

たとえばカレンダー上には「A さんと会談」としか書かれていないタスクがあったとします。これだけだったらこのタスクに対してどんな気持ちでいたか、どんなことがどのような経緯で起こったかがわかりません。

しかし iPhone に依存した情報管理に切り替えてみると、かえって同日のモレスキン手帳にはこうした iPhone がとられられないことについてイラストと文章を含めてたくさんの書き込みがされるようになったのです。

stack.png

模式図で書くとこんなスタックが自然にできあがっていったのだといえます。

上から降ってくる情報が、iPhone の基本アプリでとらえられる規格化されたものだったらそのレイヤーでキャッチします。

しかしその規格化から余った情報があった場合、なるべく Evernote でキャプチャーするようにしています。

たとえば「今日のミーティングの場所の地図と、そこまでの電車の乗り換え案内」などは、iPhone の基本アプリに入力するのは面倒ですし、印刷して手帳に貼るのはさらに面倒です。この場合、Evernote の「すぐ消す」と名付けたノートブックに情報を投げ込んでさっさと出かけるのが最も楽になります。

でも Evernote でもとらえられない日常の感覚、思い、記憶、アイディア、小さなマインドマップなどは、さらに下のレイヤーであるモレスキン手帳の上にマリンスノーのように降り積もるようになったのです。

時には説明の必要なタスクや記録について Google Calendar のメモ欄に「モレスキンの p 156 を参照」という具合にデジタルからアナログにむけてハイパーリンクがはられることさえあります。

デジタルを追求するとその影としてアナログの必要性が高まる、一方でアナログだけではできないことをデジタルが受け持ってくれる。これだから、この二つは手放せないという気がします。

もちろんスマートフォンは iPhone だけではないですし、手帳はモレスキンだけではないのですが、自分にとってはこの iPhone – Evernote – Moleskine という組み合わせがデジタルとアナログの絶妙な均衡点になっています。

なにせ、最初の2つのレイヤーが強力なので、手で手帳に書くことはインスピレーション、気持ちといったものに集中できます。iPhone がシステム手帳で、モレスキンが膨大なるその「余白」といえばいいでしょうか。

iPhone、あるいはデジタルデバイスをすでに手帳代わりに信頼していて、紙は使っていないという人はいますか? あるいは、みなさんのデジタル手帳術がどのようなスタックで構成されているかについて、コメントでお聞かせ下さい。

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Tags:

  • tosiki

    FriendFeedで書かせていただいた「紙という実体の安心感はモレスキンでした。
    以前から思っていましたが、予定はデジタルで管理>記録(日記?)は紙に、がよいのかも
    それはおっしゃっているように「エモーションを紙レイヤーでキャッチ(あるいは筆記で確認?)」という概念ですっきりするように感じます。
    紙に書くということは固定すること、そんなイメージですね

  • kwaka1208

    自分は、iPhone + Todo + ROHDIA No.11です。
    最終的にはiPhoneに全部入れるので、ROHDIAはinbox的扱いです。
    とりあえずメモ!っていうときにはやはり紙には勝てませんよね。
    モールスキンも考えましたが、iPhoneに移したものは捨ててしまうので、ROHDIAの方が自分にはあっています。本当に残したいものはもっと大きなノートを使います。

    iPhoneとROHDIA No.11なら大きさもほとんど一緒ですし。

  • NOONE

    iPhone-Evernote-RHODIA-Scansnap
    こんな感じです。

  • http://ameblo.jp/juncradle/ アレック

    iPhone+モーレスキン、自分と同じ組み合わせですわ。Evernoteはまだ使ってませんけどね。

    自分の書き心地の好きなペンで書くってのも、大事な気がしてます。

  • urbanscape territory

    今のところ、iPhone+MD note(A6無罫)+Campus note(A4無罫)です。

    ・スケジュール、タスク、メール、WishListを含むデータベース等は、iPhoneに。
    ・思いつく作業は、いつでもどこでも、時系列でA6ノートに。
    ・考える作業は、机に座って比較検討しながら、項目ごとにA4ノートに。

    ノートの利点は、素早くスケッチなどが出来ることと、イロイロ貼りこめるところだと思ってます。気になるトピックは、時系列に埋もれない様に、A4ノートに移し変えて、時間のある時に考えられるようにしてます。A6ノートは小さすぎて、描きながら展開しづらいので・・・・・。
    上記のトライアングルを行ったりきたりすることで、個々の足りないところを補いつつ、全体として機能するように心がけています。

    ですので、普段の持ち歩きはiPhone+MDノートです。

  • funana_hiro

    先日まで、CLIE(TJ25)、モレスキン、RHODIA(11) でした。

    CLIEでスケジュール、ダイアリー、データベースを、モレスキンでアイデアやネタ帳を、RHODIAでTODOや一時なメモを扱っていました。

    しかし、先日CLIEでのダイアリーデータを数年分落として以来、ダイアリーをつけないでいます。

    CLIEのスケジュールからダイアリーアプリに転記して、肉付けをするという習慣がついていたのですが、データを落としてしまったショックより、それが自分にとって必要な習慣だったのか見直すいい機会になりました。

    手元には、入手したばかりのiPod touchがあるのですが、今のところCLIEに変わるツールとしては使っていません。これからiCalとの同期などにトライしたり、有用なアプリを入れてみたりする予定です。

  • hugatyu

    初めまして、興味深い内容なので参加させて頂きます。
    自分は、iPodTouch + A4裏紙もしくは付箋です。

    タスク的なメモは付箋、マインドマップやたくさん書きたい場合はA4裏紙にまずは書いています。
    そしてタスクはRemember The Milk、自分メモはWiki、マインドマップなど図はscansnapと全て電子媒体に保存しています。

    紙管理がどうもうまくいかないので電子管理に落ち着いています。
    ただ考えるステップは紙の方が断然、発想が広がるので手放せません。

  • pogemutaBN

    数式を手軽に扱うにはやっぱり紙しかないのかなと思います

  • http://airshipnewsjapan.blogspot.com/ fewzio

    iPod touch (Evernote) + MOLESKINE(無地)を使っています。ほぼ同感です。少し違うのは、私の場合、テキストになるアイデアや思いつきならばEvernoteに入れることが多くなっています(キーワードだけメモを入れておく)。ただやはり、イラストや、ダイアグラム、非定形のマインドマップなど、図が入るものは手帖ですね。手帖の方が、iPod touchよりも、情報の深みというか、ダイナミックレンジが二桁ぐらい違うと感じます。

  • ryosuke

    プロジェクト管理はXFY プランナーが最強。
    iphoneアプリがないのでgoogleカレンダーで同期?
    してるけど