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歯磨き、メモ、スケッチ。利き腕の逆でやってみると…

Tuesday, 7 April 2009 · View Comments · LifeHack

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Improve Your Willpower By Shifting Your Tooth-Brushing Hand | Lifehacker AU

オーストラリアの Lifehacker で紹介されて本家にも紹介された記事で、利き腕と逆の方の腕を使って歯磨きをすると精神的な柔軟性や、集中力が高まるという研究結果が紹介されていました。

この話を読んで、以前一人で試していた怪しい実験のことを書く気になりました。

私は右利きですので、あえて左手で物を書いたりするとどうなるのだろう? 右脳が刺激されて何か変化が生じないだろうかと思って2、3日だけ仕事上の作業以外を左手でやってみたことがありました。

まず歯磨き、これが最初は上手に上下に磨くことができませんし、どのような角度に曲げれば口の奥の方にブラシを入れられるのかがわかりません。気をつけないとブラシで歯茎を痛めそうだったので妙に集中してしまったのを覚えています。

次にブラシを使った髪の毛のセットですが、これも普段どこから髪を梳いてどっちの方になでつけていたのかがまったくわからなくなり、右手で「手本」を鏡で確認してからでないと寝ぐせ一つ直すことができませんでした。

しかし一番驚いたのが文字や絵を左手で描く作業です。ほとんど体をなしていない文字や絵をしつこく書いてゆくうちに、不思議なほど頭が左手の指先一つにまで集中し、いままで感じたことのないような脳内の回路が「開いた」ような感覚が生じました。

手元ではほとんど意味をなさない言葉しか書けていないのですが、左手を意識しながら行った思考は明らかに普段とは違ったアイディアばかりが流れ出して「ああ、これが右脳を刺激している状態なのだろうか?」と空恐ろしくさえ思ったのを覚えています。

普段使わない手を使うということは、意識せずに自動化されていた動きを意識しながら行わなくてはいけないわけで、それだけで集中力が高まるのは当然といえば当然なのですが、それ以上に「普段使っているのと逆の脳」を使ってみることにも意味があるのかもしれません。

実際の効能は科学的に証明しなければいけないのですが、この体験のあと、私はときどき考え事をするときや、会話を左手でメモ帳に円を描きながら行うということをしています。

左手でなるべくきれいな真円を描きながら、そしてそれを次第に大きくしながら考え事をしたり、話したりしていると、それまで考えたこともなかった面白い発想が生まれることが多いのです。

ちょっと怪しげな脳の刺激法ですが、試してみるときっと面白い体験が広がると思いますので、ぜひ一度試してみて下さい。

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Currently: View Comments

  • 1 ktkr // Apr 8, 2009 at 2:57 am

    いつも楽しく読ませていただいています。

    さて、「聞き手と違う手を使うことで知的能力が活性化する」という現象はいくつかのところで報告されています。例えば、BBCの番組における実験でも成果があったようです。

    http://www.guardian.co.uk/science/2006/mar/05/m...

    anecdotalですが、将棋の棋士の人が左手で指すようになってから勝率がよくなったという話しもあります。

    http://www.asahi.com/shougi/open25/honsen_14/03...

    わたしも時折左手で字を書くことがありますが、いつもならあまり浮かばない発想が出てくることがあり驚いています。

    また、たとえ失敗してもこの方法にはほとんど害がないでしょうから、能力開発の一例として、一度試してみる価値はありそうです。

  • 2 Catshop // Apr 8, 2009 at 8:58 am

    手を動かすことは脳を刺激すること、ってことなんだろうなぁ、と思いました。科学的にどこまでの検証がされているかは不勉強で存じませんが、感覚的にはよく分かる気がします。

    本論とはちょっと外れますが、結局のところ悩んだり行き詰ったりしたら、なんでもいいから手を動かしてみる(記事中で言われてる左手で真円を書くとかマインドマップ書き出してみるとか)のがいいってコトなのかなぁ、と思いました。

  • 3 kosstyle // Apr 8, 2009 at 11:53 pm

    雑談ですが、以前、年賀状に筆ペンで字を書く際、
    ちょっと流行り?の『へたうま』効果を狙って利き手とは逆の左手で書いてみました。
    http://kosstyle.blog16.fc2.com/blog-entry-833.html

    当然うまくかけるはずもなく、へたくそなのですが、なんとなくイイ味が出ました。

    しかし。
    何枚も書いているうちに、左手で書く字もどんどんうまくなっていくのですw
    結局へたうま効果は薄れてしまいました。

    人間、意外とすぐに慣れてしまうものなのですね。

  • 4 mehori // Apr 8, 2009 at 11:56 pm

    > 将棋の棋士の人が左手で指すようになってから勝率がよくなったという話しもあります。

    これは知らなかった! それまでの行き詰まった思考に新しい何かが加わったのかもしれませんね。戦略的に使えばなかなか利用できそうです。

  • 5 mehori // Apr 8, 2009 at 11:57 pm

    > なんでもいいから手を動かしてみる

    たしかに、「考える」というのは動きのない、閉ざされた牢獄みたいな活動なので、あえて手を動かして「動作」に結びつけることでブレイクスルーがあるのかもしれません。

    心理学者に説明してほしい!

  • 6 mehori // Apr 8, 2009 at 11:59 pm

    そう、左手でも上手くなっていくんですよね!
    その、今まで当然と思っていたことを学び直してゆく新鮮さがなかなか捨てがたい。

    私は元からへたウマな自分の字をなんとかしないと…。

  • 7 funana // Apr 11, 2009 at 8:24 pm

    ドラムをやっていますが、独学で行き詰まっていた時に上級者からアドバイスを受けたのは、普段とは逆に、つまり右手と左手の役割を交替して叩く練習をするということでした。

    これが出来そうで出来ないんです。
    でも、こういう練習を少しずつ続けるうちに、スタンダードに叩く時への影響が現れてきました。
    ドラムを叩く時のリズム正確性や、叩き方の均一性や、両手のバランスなどの面で、はっきりと効果があったのです。

    よく「ドラムやる人って、よく手足がバラバラに動くよね。」と言われますが、実際はバラバラというより、利き腕などを中心として四肢がシンクロしてことが多いです。

    「逆練習」をすることで、ドラムを叩くという脳が記憶した行動規則(例えば四肢のシンクロシステムとか)が活性化したのではないかと思います。

  • 8 mehori // Apr 12, 2009 at 12:43 am

    > 「逆練習」をすることで、ドラムを叩くという脳が記憶した行動規則(例えば四肢のシンクロシステムとか)が活性化した

    これは面白い!
    練習というのは意識的にやっていることを無意識化する作業といってもいいですが(特に楽器は)、それをまた左右逆にして意識の前面にもってくることで、無意識化が遅れている利き腕の逆の手や足にたたき込んでいるんですね。

    脳の世界は奥深い…。

  • 9 shun55 // May 16, 2009 at 12:37 pm

    以前の職場で、同僚が「手首トンネル症候群」に罹ったと聞いてから、マウスを左手で使うようになりました。普段の生活では全て右利きなので、違和感がないぐらい慣れるまでに、半年ほどかかったような気がします。

    これによって能力的に良いことがあったかどうかはイマイチ実感がないのですが、お昼のお弁当を食べながらサイトを見る時には割と便利です。(^_^;)

    今年の初めぐらいから、左手歯磨きにもチャレンジしているのですが、こちらは未だにやりにくく、週に二回ほど「右手+セッチマスペシャル(歯磨き粉)」の日にしています。

    筋肉の動きを意識しながら磨くのはナカナカ面白いですよね。気づくとなぜか右腕に力が入りまくっていたり・・。

    ↓過去に自分のブログで書いた記事です。
    ■理系のための成功術 – プチ左きき
     < http://successdrills.com/modules/d3blog/details... >

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