
土曜日はライフハック祭り 2009 にて、新刊「情報ダイエット仕事術」の駆け足の紹介をさせていただきました。
話は練れていないし、ペースも何も考えずに暴走してしゃべりまくった感じでしたが、観客の皆様からあたたかいお言葉をいただけて、とても感謝しています。
むしろ観衆のみなさんのすごい集中力と、楽しい Lightning Talk に触発されるところが数多くありました。
ところでこのセミナーの冒頭で、ちょっと言い過ぎたかと思うくらい、自分が仕事術の専門家ではないことについて強調しました。
ふつうだと「じゃあ、どうしてそんな人が仕事術の本を書いているのか?」と言われそうですが、それを説明するためにもちだしたのがこのスライド、{Life}hacking × {Lifehack}ing です。
言葉遊びのようなものですが、私にとってのライフハックはその大本の意味、Life + hack の実践です。一方で目的を見失ったハックのためのハックは {Lifehack}ばかりをしているという意味で {Lifehack}ing と便宜上頭のなかで区別しています。(個人的な定義ですので、Lifehack という言葉がいけないという意味ではありません。あしからず)
実は両方とも自分には楽しいし、魅力的なのですが、もともと「仕事術のグル」というわけではない自分にとって、目指すべき方向はとりもなおさず「どうやったら自分をハックできるか?」という {Life} hacking の視点、弱い自分をどうやって変えるのか、という探求の視点です。
「自分を変える」ことにそうそう近道もあるはずがないので、自分の話は根性論にテクニック、ハックというオブラートをかぶせているという傾向があることをいつも意識しています。
しかしそうすることで、「病気を発明して薬を売りつける」ことにならないように注意しているということでもあるのです。
そして今回のセミナーでも、できるだけ正直に自分がどんな風な欠点や、苦労をしているのかを話すことで、その中から発見したことを信じてもらえたらなあ、と思ったのでした。
実はこの本の著者名のところには自分の肩書きを載せようかという話もありました。でもいまはそうしなかったことに満足しています。これは「仕事術」のプロではない自分の発見の話、{Life}hacking の話だからです。
「ライフハック祭り 2009」に来てくださったみなさん、ありがとうございました。今年をこうした学びと経験から始めることができて、私にも得るところがたくさんありました。またお会いできるのを楽しみにしています。











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1 kruy // Jan 19, 2009 at 1:21 pm
ライフハック祭り2009、とても有意義でした。
特に「回数でモニタリングする」
に感銘を受けました。
岡田斗司夫氏の著書『いつまでもデブと思うなよ』
でも、記録していって、自分をモニタリングし、
多すぎるところ(過剰な部分)を無くしていくことを
主張されています。
数字や具体的な成果物で「見える」化することが
重要だなと思いました。
2 mae9 // Jan 19, 2009 at 10:09 pm
『情報ダイエット仕事術』買わせていただきました。
まだ届いたばかりなので、これから拝読します。(笑)
>「自分を変える」ことにそうそう近道もあるはずがないので、自分の話は根性論にテクニック、ハックというオブラートをかぶせているという傾向があることをいつも意識しています。
この言葉がとても自分の腑に落ちました。
いやしかし、これこそ、lifehackの本質であり、使命・役割ではないでしょうか。
口当たりの良い合理の衣を被せることにより、やってることの本質は変わらぬものの、克己努力が持つ苦みを幾らかでも和らげる。近年のlifehackという概念の登場は、肉体の苦痛を回避する医療が発展してきたように、行為に付きまとう精神の苦痛を回避する技術の発展という意味で、人類の正当な進歩の表れなのだと思います。
ただ、その目に見える皮膜部分を本質と取り違えてしまうところが、危うさであるのでしょうね。心の照準は常にそれ(lifehack)が包んでいる中身(克己努力の為の本質)に向けられていなくてはならない、ということを自戒したいものです。^^;
3 mehori // Jan 19, 2009 at 10:29 pm
参加ありがとうございました!
実はレコーディングダイエットのあの本もけっこう参考にして書いてました。
自分はあのような直球ど真ん中な書き方はできませんでしたが(笑)
4 mehori // Jan 19, 2009 at 10:32 pm
お買い上げありがとうございます!
> 口当たりの良い合理の衣を被せることにより、やってることの本質は変わらぬものの、克己努力が持つ苦みを幾らかでも和らげる。近年のlifehackという概念の登場は、肉体の苦痛を回避する医療が発展してきたように、行為に付きまとう精神の苦痛を回避する技術の発展という意味で、人類の正当な進歩の表れなのだと思います。
上の自分の文章よりも素晴らしい説明をしていただいて面目ありません!
この二つのバランスをとって書き続けることが、自分の、そして多くの人の弱い心のサポートになればと思っています。
でも「iPod のイヤホンの上手な巻き方」みたいな {Lifehack}ing も、どうしようもなく好きな自分が同時にいたりします(笑)。
5 まこと // Jan 22, 2009 at 3:39 am
こんにちは!前田です。
遅くなりましたが、先日はライフハック祭りでお話を伺えて本当によかったです!
ありがとうございました!
エバーノートを1ヶ月ほど前に知り、
GTDを1週間前に知り、
これは堀さんの話を聞きに行くしかない!と想い参戦しました。
さて、自分のシステムの完成系は大分イメージできたのですが、1つ疑問があります。
GTDで頭を空にして、集中することと、
“いつも仕事を考えていたから成功できた”←たまに本とかに出てきませんか???
みたいなことは共存するんでしょうか?
疑問です。もしよろしければこの疑問を解決していただけるとうれしいです…。゚(゚つД`゚)゚。
今回は本当に勉強になりました!
ありがとうございました!
6 mehori // Jan 22, 2009 at 8:46 am
> “いつも仕事を考えていたから成功できた”←たまに本とかに出てきませんか???
> みたいなことは共存するんでしょうか?
もちろん共存しますとも! むしろ GTD でなければ共存しないともいえます。
GTD でいう「頭を空」というのは、
・A さんに電話するつもりなのを忘れるな
・この仕事を明日までにやるのを忘れるな
といった、自分をコミットしたいことの全てです。
こうしたものを頭のなかですべて抱えていては、大事な「仕事の方向性はどうしよう」といったパースペクティブがなくなってしまいます。
そこで「電話リスト」「次のアクションのリスト」といったリストにこうした「やるべきこと」はすべて書き込み、頭の中から追い出します。
すると脳は安心して電話のことや、明日の仕事のことを忘れ、「いまするべきことは?」といった大事な思考に注意力を向けられます。
キモは、あなたが自分の脳を信じるのと同じくらいに信頼できるリストを作れるかという点にかかっているのです。
このあたり、ぜひ「ストレスフリーの整理術」の第3部をお読みいただけると腑に落ちると思います。
7 まこと // Jan 26, 2009 at 10:39 am
なるほど!!
ありがとうございます!!
確かに、最近ふとしたときにアイデアが出てきたりします…。(使える使えないは別として)
3章を読み直して、また考えてみようと思います。
ありがとうございました!
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