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モレスキン + マインドマップの読書ノート

Sunday, 7 September 2008 · Comments · Moleskine

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移りゆく季節とともに読書の秋がまたやってきます。

最近ずっと読書らしい読書から離れていましたので、リハビリもかねて、堅い本を瞬間的に1章ずつ読んではノートをつけるということをしています。1章に費やす時間は15分程度。メモに5分程度。

ふと思い立ってこのノートの付け方をモレスキン手帳にマインドマップ式につけてみると、これがなかなか調子がいい感じです。

試行錯誤でやっていますが、今のところ無理矢理見開き2ページにマインドマップと、メモを押し込めています。このときに注意しているのが、次のような点です。

  • マップ部分では、章を自分が感じた通りの骨組みに還元します。きっと、理解できていない部分もあるのですが、そうした不十分な点もマップをみていると「あ、この部分は理解が曖昧だな」という風に見えてきます
  • マップに向かない、複合的な概念や情報はメモ部分に抜きだして書いておき、マップからリンクだけしておく。
  • 覚えておきたい人名やデータの部分だけ色付けしておく。後にマップを目でスキャンしたときに、この部分が先に脳に読み込まれていきます。

いまのところ気づいたのは、マインドマップ部分が章の構成の要素分解には向いているという点です。一見確かな叙述で水も漏らさず書かれているような章でも、「あれ、なんでここの言及が少ないんだろう?」と不思議に思う点がマップ上で見えてきます。

こうしたところを Wikipedia で調べるなどして掘り下げてみると、読書がいきなり深まります(出先でも Wikipedia を調べるのに、最近は iPhone 上の Wikipanion を重宝しています)。

その反面、要素分解してツリー状にするとあとでわかりにくくなってしまう情報もあります。こうした部分はマインドマップではなくて、マップとは別のメモ部分に書き込むようにしています(写真だと右ページ)。

マインドマップに向いていないのは、正確さを期したい思考の流れ、引用文、自分の言葉で残しておきたい感想などです。

ポケットサイズのモレスキンですのでとても小さいのですが、あえて有限の空間に情報を落とし込むほうが、大事なことだけを書き込むようになってメリットが大きいみたいです。

ちなみに読んでいるのはなぜか中世哲学史。理系のくせになんだか好きなんです。次は文学でこの手法をどう応用できるか試してみないと。

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Tags:

  • はじめまして
    きれいなノートですね!
    マインドマップに感動しました。
    リンクしました。
    http://blc.blog.so-net.ne.jp/2008-10-10
  • shinji
    待望のシティノートブック「東京」「京都」版が11月11日発売することが決定したそうです。昨日、メンバー限定のメールでアナウンスがありました。
    しかも、メンバーに限定のシークレットなサイトから購入出来ちゃいました!東京、京都をそれぞれ5冊買っちゃいました!友達とかにあげて自慢しちゃいます!!

    ちなみに、内緒でアドレスおしえちゃいますねー

    moleskine.co.jp/cn-japan
  • いつも楽しく拝見しています!
    私はセオリー通りA4以上に書くことが多いです。
    メモではなくて「1枚だけ一生持っていてOK」が図書館利用者の心情で描いています。
    記録に残すというよりも、「記憶に残す」なので丁寧になります。
    手間隙がかかる分、HACKの趣旨とは離れてしまうので参考になりますかどうか・・・。

    http://kiyomindmap.blog7.fc2.com/tb.php/31-7dcd...

    (雑に線だけで連想していく記録をとることもあります)
  • 読書メモのとり方というエントリの趣旨からはすこしずれてしまうのですが…すでにお試しになったことがおありかもしれませんが、フリーの手帳にはモールスキンよりも

    コクヨの野帳
    http://tinyurl.com/5sposj

    のほうがすぐれているのではないかと個人的には感じています。

    モールスキンの最大の長所のひとつは表紙が丈夫で硬いことだと思いますが、コクヨの野帳の表紙も、さすが野外用だけあって、同様の強さをもっています。ボール紙に防擦仕様のコーティングでどこでも下敷きがあるかのようにしっかり書けます。よれないし汚れません。

    一方、コクヨの野帳がモールスキンよりも優れていると思う点は三つあります。

    第一に、薄いことです。厚さは6〜7mmぐらいです。コクヨの野は帳内ポケットに入れても全然かさばりません。それでも紙は40枚あって充分な量だといえます。

    第二に、縦長の形状をしていること。内ポケットにすごくフィットする形で、ポケットから取り出すのが非常に容易です。

    きわめつけは、断然安いことです。コクヨの野は帳たったの147円なんです。モールスキンは一冊2000円ほどするのでメモをするのにちょっと躊躇してしまうときがあります(これはユビキタスメモとしては致命的な欠点ではないかと思います)が、コクヨの野帳であれば値段を気にせずいくらでもメモできます。

    表紙の硬さはともかく、モールスキンは、厚くて、長さがないので、内ポケットの出し入れが不便だし、なにより高いのが難点だと感じています。デザイン的にはモールスキンのがクールですが、コクヨの野帳の無骨さが個人的には嫌いではありません。
  • 素晴らしいコメントありがとうございます!
    実はフィールドワークもしている自然科学者ですので、野帳も束で購入しています。

    モレスキンが好きなので「モレスキン + マインドマップ」になってますが、たしかに野帳もよい選択ですね。

    一つだけ気になるのは、薄すぎるという点です。ユビキタス・キャプチャーをしていると大量に情報をメモしますので、これだと1週間くらいで使い切ってしまうのです。

    でもメモの量をもっとしぼっている人には、薄いという点はメリットになりますので、使い方次第ですが。

    野帳はもっと評価されてもいいはず!
  • うーん。

    贅沢な読書の仕方、というのが第一印象でした。
    ただ、本当に読み込みたい本の場合には、こういうアプローチの方が最終的な効率(投下したリソースに対するリターンの度合い)がいいのかもしれません。そう考えると、単にボクの読書が浅いだけなのかも。

    しかし他方、このやり方は、本に書かれていることを頭に一度通して、大枠や流れを掴むには向かない(読書がノートの単位毎に断続していく読書になりがち)だなぁ、とも思います。このあたりは一つのやり方で押し通すんではなく、上手く使い分けをしていくことになるんだと思いますけども。
  • 今回は本の内容が章ごとに明確に分かれているので細かく分断しましたが、おっしゃる通り、全体を俯瞰するページもあとで作らないといけない気がしています。

    まだ序盤なのに神学用語の洪水に混乱しつつあります。昔勉強したのになあ。
  • mehoriさん、こんにちは。私もモレスキンにマインドマップで読書メモを描いています。自分のブログにどんな感じで使っているのかを書き出してみましたので、よければご覧になってみてください。

    モレスキンとマインドマップの「合わせ技」で読書メモ|Sio's Impression Blog
    http://sio-impression-blog.blogspot.com/2008/09...
  • マインドマップが美しい...!
    やっぱり練習をしないと、私のはまだまだニューロン的になっていません。

    でも複雑な概念をマップ化すると、あとで読み間違いをしないかと、それが不安なんですよね。このあたり達人はどうやってるのでしょうか...。
  • お褒めに預かり、恐縮です (^^;
    カラフルだとわくわくしますよね。小さくても最近は細くて綺麗なペンが出ているので、活用しています。いつかは達人レベルにまでなりたいなと思っているのですが、これがなかなか…

    私も複雑な概念をマインドマップにするときは、これで良いのだろうかと不安になります。でも、マインドマップの講習会に出たときに「完璧主義はやめよう!」「プラスの視点をもとう!」「マインドマップを楽しもう!」と言われました。これは私にとっては目からウロコでした。それ以来不安になるたびに深呼吸して「もし間違っていたら、それはそのときに直せばいいや」と思うようにしています。

    たしかに間違うのは怖いのですが、常に問題意識を持っていれば、その間違いを見つけられるのではないかと思うのです。査読者が論文を査読するように、自分のマインドマップをあれこれ思考を巡らせながら眺めていれば、いつか書き直したくなるのではないかなと。そのときは思いっきり書き直して、昔のものと比べてみるとまた新しい知見が得られるのではないかなと思っています。本当に不安なら、元の本を参照するというのもありでしょうし。やって無駄ということは無いと思うので、そう考える事にしました。

    既にお持ちかもしれませんが「マインドマップが本当に使いこなせる本」(ASCII 刊)はその辺のマインドセットの話が書いてあって、大変参考になっています。「脳のブレーキ」を解放させる、とその本にありましたが、なるほど〜と思った次第です。
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