Macworld S.F. 2008 で気になったモノ
Mac ファンが首を長くして待っていたこのときが今年もやってきました、Macworld 2008 の開幕です。なんだか年々大げさなことになっていて、日本でもアップルの新製品を大きく取り上げるようになってきましたが、実際に「使えるのか?」という視点で見たらニュースでとりあげられた MacBook Air とは別のものが気になりました。
Time Capsule
Time Capsule は AirMac Basestation とハードディスクを足したような機械で、無線ネットワーク越しに Time Machine バックアップを可能にしてくれます。
「Time Machine なんて使ってるの?」と言う人もいるかもしれませんが、私はすくなくとも Time Machine なしには生活ができません。すでに何度か危ないところを助けてもらいました。例えばうっかり仕事のファイルを MacBook に移動する前に消してしまった場合や、ちょっとファイルを古いバージョンに戻す場合など、思った以上に利用しています。(非常事態用の真のバックアップは SuperDuper! でやりたいので、Leopard に対応したバージョンのリリースを待っているところですでもあるのですが…。)
先日からバックアップの大事さを痛感しているので、これは買うつもりです。できるなら 1TB 版を2台購入して研究室と自分用のファイルサーバーを構成したいところ。
あまり広告されていませんが、Time Capsule は Windows マシンからもネットワーク HDD として見る事ができますので、Windows / Mac のファイル共有にも利用できます。IO-DATA の LANDISK Home などが 1TB で7万円かかるのを考えれば、500GB で 35800円、1TB で 59800円という価格にも納得がいきます。
「すべてのデバイスを無線でつなぐ」というアップルの戦略が見えてくる製品でもあります。
iPod Touch ソフトウェアアップデート
有料ですが、これも早速購入してインストールしました。アップデートは 165MB と巨大ですが、問題なくインストール でき、さっそくしばらく遊んでいます。しかしそれにしてもこれ、危険すぎます。
いままで若干使いにくい感じがしていた iPod touch を無線 LAN で遊ぶためのデバイスに一変させたアップデートと言えます。いくつかの新機能をみてみると:
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「メール」からGMail は問題なくメールの読み・書き・整理が可能でした。会議の内職中のちょっとしたメールチェックはもはやこれでよさそう。HTML メールも問題なく見れています。 エイリアスのアドレスからの送信ができないのがちょっと困ってますが、概ね満足です。
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「マップ」機能はアメリカでなら Skyhook Wireless サービスから現在位置を算出してくれますが、日本、特に私の住んでいる地域では「現在地が特定できません」となってしまいました。でも Google Maps が手のひらに収まっているのはすごいの一言。いつまでも遊んでしまいそうで危険極まりありません。
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「メモ」これで、iPod Touch でユビキタス・キャプチャーができる?
もちろん Macworld はジョブスの基調講演だけでなく、さまざまなサードパーティーの製品発表が行なわれている場でもあります。 今週は MacBreak Weekly も3回に増え、MWSF 2008 のフロアでどんなサードパーティーの製品が発表荒れているかを紹介してくれるそうです。これも見逃せません。